学校向け文化体験プログラム「しげやんのだれでもコリオグラファー」

この日鳥羽市立弘道小学校の子どもたちは、プロとして活躍されているコリオグラファーのしげやんこと北村成美さんのプログラムを体験しました。
はじまったと同時に黙ったまま子どもたちと向き合い、言葉はなく動きだけで自分と同じ動きをするように誘うしげやん。突然のことに困惑気味の子どもたちも、しげやんと動きを合わせることで徐々に和んできた様子でした。その後、2人で腕を持ち合い、動きを感じあいながらのダンスや体全体で表現するじゃんけんを行ないました。
しげやんが一貫して言い続けたことが『めっちゃ見る』。「『めっちゃ見る』とは、ただ見ているだけでなく、相手を観察し感じることであり、ダンスだけでなく普段の生活の中でも、友だちや先生のことをめっちゃ見ることはとても大切なこと」との真剣なしげやんの言葉を、真剣に受け止めている子どもたちの表情が印象的でした。
午後からは体育館で全校生徒が集まり、しげやんのパフォーマンスを鑑賞しました。そして全員でしげやんと同じ動きをするダンスを体験しました。子どもたちも先生もとても楽しそうにホンモノのダンスを満喫されたようでした。
☆プログラム開催情報
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時 間 9:30〜11:30
先 生 コリオグラファー 北村 成美さん(しげやん)
生徒数 5年生 23名
6年生 11名
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☆子どもたちの感想(原文のまま)
「わたしはこの授業でむずかしいと思ったのは体を回すところです。でもがんばれたのでよかったです」
「ダンスは苦手だったけどこのダンスはとてもおもしろかったです。じゃんけんは人のことをよく見てないといけないこともおもしろかった」
「あんなダンスは初めて見たけどまわるところがおもしろかったです。むずかしかったところはあんまりなかったけど、手がねじれると痛かったです。またこんなダンスの授業があったら参加したいです」
☆キーワード・・・教育 運動 体験
(平成21年2学期)

