学校向け文化体験プログラム「コミュニケーション授業(演劇)」

ダンスの授業の翌週、今度は3・4・6年生に演劇授業を届けてきました。
「演劇って何をするんだろう?」と子どもたちも不思議顔。まずは演劇の要素を入れ込んだ様々な“遊び”を実施しました。出された“お題”に共通した答えを出した人で集まったり、目隠しした相手を誘導するなど、『相手』を意識することを中心に進められました。
“遊び”でリラックスした後は、グループで劇を作り発表しました。3・4年生はみんなが知ってる「ドラえもん」の筋書きを使って、ひみつ道具とお話を作り演じました。
また6年生は教科書にも掲載されている「対話劇」を演じ、そして劇中の設定や台詞をオリジナルに作り変え、演じて発表していきました。
それぞれのグループで話し合い出来上がった劇は、どれもオリジナリティーにあふれ面白く、発表のときは笑いにつつまれていました。
最後に講師からは「みんなの意見をまとめる難しさ」を感じたのではないかとの話があり、これからは『協調性』と一緒に『社交性』も学んでいってほしいとのお話をしていただきました。
☆プログラム開催情報☆
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時間 3・4年生 8:50〜11:10
6年生 11:30〜15:30
(給食・昼休み含む)
講師 あけぼの座 油田 晃さんほか
生徒数 3年生27名、4年生29名
6年生35名
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☆子どもたちの声
・ドラえもんのアイテムをきめるのもむずかしかったけど、アイテムの名前をきめるのもむずかしかったです。ほかのはんのドラえもんもすごくおもしろかったです。またこんどもしたいです、次はドラえもんとはちがうげきもやってみたいです。みるのもおもしろかったけど、やってみるのも楽しかったです。【3年生】
・私は、役者を決めるのはかんたんだったけど、どういうながれでげきを作るかっていうのが、むずかしかったです。私は、のび太役をして、性格がちがう人をえんじるのも、むずかしかったです。でも、楽しかったです。【4年生】
・みんなでいろいろどんな話にしていくか考えて、「…」って言う子や、「エー」って言う子とかいろいろいて、そこがむずかしかったけど、最後劇やったときは、すっごく楽しかったです。【6年生】
・ちょっと笑えるところなどを、自分たちが笑ってしまって

むずかしかったです。きまっているセリフを言う時は、その人になりきってやることができて楽しかったです。【6年生】
(平成22年2学期)
