本へのきっかけスキルアップ講座「本と子どもをつなぐために!」

子どもたちにとって、知性と感性を磨き、想像力を養う大切な手段である読書活動を推進するため、図書館のない度会町では、家庭・地域・学校等で連携して子どもたちの読書活動を推進する整備を進めています。
なぜ読書活動が子どもたちにとって必要なのか、また子どもと本の“つなぎ手”の重要性とその役割などを中心に、スキルアップ研修を行いました。
読書活動を子どもたちに促すために必要な条件は、「すぐれた児童書が子どもたちのそばに潤沢に用意され、子どもと本の架け橋となる人がいることである。そのためには図書館のない地域では、特に学校図書館の整備、充実ということは重要であり、専門知識を持った学校司書を中心として、ボランティアの方や地域行政などと連携しながら、読書推進活動を進めていくことが必要である。」というお話に、参加者の皆さんは、熱心に耳を傾けてみえました。
☆講座開催情報
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時間 13:30〜15:30
講師 皇學館大学 文学部教授
?倉 一紀さん
参加人数 17名
参加費 無料
共催 度会町教育委員会
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☆参加者の声
・図書館作りがいかに大切かがよく理解出来た。絵本(読書)が大切な事はよく分かっているのですが、なかなか読書時間がないのが現実ですが、これからは大いに読むようにしていかなければと反省する。
・0歳児からの赤ちゃんから読書は成立するということで、私たちは母親にもっと働きかけていかなければならないと感じました。
・まずは、子どもたちが学校や交流センターの図書館をどんどん利用し、子どもたちの為に、大人が意識を変えて、図書館を変えていけたらと思いました。積極的に参加していけたらと思います。とても勉強になるお話をありがとうございました。
