学校向け文化体験プログラム「日本音楽の楽しさを体験しよう!」

開催日
平成21年12月7日
開催場所
名張市立箕曲(みのわ)小学校

 12月に入りかなり冷え込んたこの日、名張市立箕曲小学校でお箏を使った邦楽体験プログラムを実施しました。
 
 まず最初に、お箏と尺八で「春の海」の演奏を聴きました。「春の海」は通して演奏すると10分弱の曲ですが、子どもたちはホンモノが奏でる『音』に聴き入っていました。それから実際にお箏の練習をはじめました。「爪ははじいちゃダメよ、次の糸でとめてね」との先生からのアドバイスに気をつけながら、何度も練習をする子どもたち。最後には課題曲「さくら」を、お箏と尺八の伴奏付きで、合奏ができるまで弾きこなせるようになりました。

 そして体験の最後は楽器と道具の後片付け。「これはどう片付けるんですか?」と先生たちにたずねながら、きれいに片付けてくれました。

 お箏を弾いていないときも、周りの友だちと爪の使い方の確認をしたり、楽譜を口ずさんだりと、とても一生懸命に取り組む子どもたちの姿が印象的でした。

☆プログラム開催情報
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時 間 13:45〜15:20

先 生 NPO法人三重県文化協会
     三重県三曲協会 菅生 三千代さん

生徒数 6年生 18名
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☆子どもたちの感想(原文のまま)
「つめ3つでげん13本で演奏してすっごい楽しかったです。ちゃんとひけてほめてもらった^^」
「最初はできなくておちこんだけど、先生に教えてもらってできるようになったのが嬉しかったです。いつもの音楽がこんな授業になったらいいなあと思いました」
「糸がかたくて音をならすのが難しかった」
「だんだんひいていくうちに慣れ楽しかった。ひき方もくわしく教えてもらいなるほどと分かる時もありました」
「ならすのがおもしろかった」

☆キーワード・・・音楽 教育 楽器 演奏

(平成21年2学期)