アイとアユムの5年間 〜チンパンジー 親と子の愛の軌跡〜

開催日
平成18年1月14日
開催場所
三重県文化会館 中ホール

☆ 日 時
  1月14日(土) 14:00〜15:30

☆ 講 師
  京都大学霊長類研究所
  思考言語分野教授・理学博士 松沢 哲郎さん

☆ 参加者数  349名

☆ 参加費   全席自由(小学生〜一般)  
        前売り/500円  当日/600円

☆ 講演内容
  コンピューターの画面を使い、数の概念や漢字を理解することで有名な
  チンパンジー・アイ。そのアイをパートナーにチンパンジーの知性や行
  動を25年以上にわたり研究していらっしゃる京都大学霊長類研究所の
  松沢哲郎教授から、アイと息子アユムの5年間の生活や成長の様子を
  中心に、西アフリカ・ボッソウでの野生チンパンジーの生活についても
  お話いただいた。
  研究成果を、映像を含めた画像で紹介し、わかりやすくていねいに講演
  いただき、進化の隣人であるチンパンジーの子育て・親子関係から人
  間の子育て・教育の大切さを学んだ。

☆ 参加者の感想
  「松沢先生の語りがとてもソフトで、聴きやすく興味深い内容の講演会
   でした」
  「チンパンジーの子育てを見て、人間が忘れている基本的なことを再認
   識しました」
  「見つめ合うこと、微笑むことはチンパンジーと人のみ。感動しました」
  「長年、疑問に思っていた人とチンパンジーとサルの系統関係を、ゲノ
   ムの解析により明確に示され、気分的にスッキリしました」