アイとアユムの5年間 〜チンパンジー 親と子の愛の軌跡〜

☆ 日 時
1月14日(土) 14:00〜15:30
☆ 講 師
京都大学霊長類研究所
思考言語分野教授・理学博士 松沢 哲郎さん
☆ 参加者数 349名
☆ 参加費 全席自由(小学生〜一般)
前売り/500円 当日/600円
☆ 講演内容
コンピューターの画面を使い、数の概念や漢字を理解することで有名な
チンパンジー・アイ。そのアイをパートナーにチンパンジーの知性や行
動を25年以上にわたり研究していらっしゃる京都大学霊長類研究所の
松沢哲郎教授から、アイと息子アユムの5年間の生活や成長の様子を
中心に、西アフリカ・ボッソウでの野生チンパンジーの生活についても
お話いただいた。
研究成果を、映像を含めた画像で紹介し、わかりやすくていねいに講演
いただき、進化の隣人であるチンパンジーの子育て・親子関係から人
間の子育て・教育の大切さを学んだ。
☆ 参加者の感想
「松沢先生の語りがとてもソフトで、聴きやすく興味深い内容の講演会
でした」
「チンパンジーの子育てを見て、人間が忘れている基本的なことを再認
識しました」
「見つめ合うこと、微笑むことはチンパンジーと人のみ。感動しました」
「長年、疑問に思っていた人とチンパンジーとサルの系統関係を、ゲノ
ムの解析により明確に示され、気分的にスッキリしました」