みえアカデミックセミナー2007
放送大学三重学習センター公開セミナー
「大海人皇子の時代―万葉と歴史ー」

☆ 演題・講師
「男と女のすれ違い〜額田王と大海人皇子〜」
放送大学三重学習センター客員教授・三重大学人文学部教授 廣岡 義隆さん
「大海人皇子の通った道〜鈴鹿関から朝明へ〜」
三重大学人文学部 教授 山中 章さん
☆ 講演内容
前半の講義では、万葉集の中から額田王と大海人皇子が宴で詠んだとされる歌から読み解く、二人の微妙な関係を「男と女のすれ違い」と題して興味深くお話していただきました。後半の講義では、前半のお話を受けて、大海人皇子の通った道を考古学的な観点からどうしてその行幸ルートを通ったのか、そこで残されたとされる土器などから読み取れる物語についてお話ししていただきました。
- 「三重の黎明期のこと(歴史・ロマン)が分かって、改めて三重県の歴史を見直そうという気持ちが起こりました」
- 「学生の頃、理解するというか興味を持つまでに至らなかったことを、今になって興味深くお話を伺えて、楽しい時間を過ごさせていただきました」
- 「古代ロマンにふれたようで感慨深かったです」