令和8年度人材育成講座(鈴鹿市)
「伝える」から「伝わる」へ伝達力向上講座

開催日
2026年9月29日(火曜日)
開催時間
9時30分から11時00分まで
開催場所
鈴鹿市役所 本館12 階 1203 大会議室
講師
森谷 哲也さん(BONOBOJAPAN.COM代表)
参加人数
22名
受講料
無料

令和8度鈴鹿市人材育成講座では、「伝える」と「伝わる」の違いについて、公民館だよりを利用したワークショップの講座を開催しました。

講座の様子

情報発信には、「伝える側」と「受け取る側」がいます。
発信する側が「伝えたつもり」でも、受け手に興味を持ってもらえなかったり、内容が理解されなかったりすれば、情報は十分に「伝わった」とはいえません。
「伝わらなければ、伝えないこととほぼ同じ」という視点から、相手にどのように情報を届けるかを考えました。

■Good・Badから「伝わる」を体験
まず、壁面に掲示されたさまざまな公民館だよりを見て、「Good」と感じたもの、「Bad」と感じたものをそれぞれ選び、その理由を記入して投票しました。
その後、投票結果を集計して見える化し、講師の森谷さんが気になった意見を取り上げ、実際に記入した参加者へインタビューを行いました。
同じ公民館だよりを見ても、「見やすい」「興味をひかれる」と感じる人がいる一方で、「情報が多くて分かりにくい」「興味を持ちにくい」と感じる人もいます。
このことから、情報の受け取り方は人によって異なり、「伝わる」には一つの正解があるわけではないことを実感しました。

■対話を通して、公民館だよりのあり方を考える
続いてグループ毎で、公民館だよりのあり方や改善点について話し合いました。
それぞれが持っている経験や考えを共有しながら、他地域の公民館だよりや情報発信の事例についても意見交換を行いました。
最後に、各グループで話し合った内容を発表しました。
たくさんの公民館だよりを実際に見比べることで、「伝わる」「伝わらない」を、実際に体験しながら考える機会となりました。

■「伝える」から「伝わる」へ
「Good」と「Bad」の感じ方が人によって異なるように、公民館だよりに絶対的な正解はありません。だからこそ、ターゲットや目的を意識し、受け手の立場に立って工夫を重ねながら、より「伝わる」情報発信を目指していくことが重要です。
例えば、「公民館への来場者を増やしたい」「講座への参加者を増やしたい」など、発信する目的や目標を明確にすることで、掲載する情報や紙面の構成も変わってきます。
また、他地域の情報誌や新聞などを参考にしながら、写真や文字の配置、情報量、紙面の見せ方など、「伝わりやすさ」を意識した紙面づくりの工夫についても紹介されました。

今回の講座は、公民館だよりをきっかけに、「伝える」から「伝わる」へ、情報発信のあり方を考える機会となりました。

  • 投票
    会場に掲示された公民館だよりから、Goodと感じたもの、Badと感じたものを選んで投票しました。
  • インタビュー
    記入した参加者へインタビューを行いました。
  • 情報交換
    各グループで公民館だよりや情報発信の事例についても意見交換を行いました。

参加者の声

  • いかに見やすく、見てもらいやすくするのかの大切さがわかりました。
  • 他の館のたよりをGood、Badという視点でみていなかったので、その内容も含め勉強になりました。
  • 「伝わる」ということの難しさを改めて感じました。いろいろ試してみてダメだったら戻る!チャレンジして楽しんでたよりを作成したいと思った。
  • 見やすい公民館だよりを作らなくてはと思っていたが、フォントやバランスにこだわるより、公民館に来てもらうという目的を見失わないようにしなければとハッとさせられました。