みえアカデミックセミナー2026 鈴鹿大学公開セミナー「ネイティブみたいじゃなくていい? ー「国際語としての英語」という視点から発音を考えるー」の事業報告
「みえアカデミックセミナー」は、三重県総合文化センターを会場に、三重県内にある大学・短期大学・高等専門学校の高等教育機関全14校が有する高度な学びと県民の皆さまをつなぐ一大連携事業として開催している公開セミナーです。毎年7月と8月に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生にご講演いただいています。
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【講演概要(チラシ紹介文より)】
世界の英語話者は約15億人といわれ、日常生活やビジネスでは非母語話者同士のコミュニケーションが多く行われています。本講演では、日本語の影響による発音の特徴にも触れつつ、ネイティブ信仰を問い直し、「伝わる発音」という視点から英語のあり方を考えます。
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鈴鹿大学公開セミナーは、国際地域学部 助教 佐藤 瑠美さんにご登壇いただきました。
まず講師の「英語はネイティブのように発音できなければい
けないのでしょうか?」という問いから講座は始まり、「ネ
イティブらしい発音」ではなく「相手に伝わる発音」という
部分に焦点を当て、具体的な発音についての解説やトレーニ
ングの体験・実践という流れで講座は進んでいきました。
講座の前半では、「国際語としての英語」という枠組みにつ
いての紹介や英語の分布の流れ、現在どのような多様性があ
るのかについてクイズ等を交えてお話しいただきました。
『国際語としての英語』は、英語を特定の国や文化から切り
離し、世界中の人々と対等にコミュニケーションをとるため
の『国際共通語』と位置づける考え方なのだそうです。イギ
リス帝国の拡大や植民地政策、アメリカの発展やIT革命など
によって世界中に広まった英語は、さまざまな地域で独自に
発展し、バリエーションが生まれていきました。
景や、社会のニーズに応じて発音・語彙・文法・表現などを
少しずつ変え、地域ごとの特色を持っています。
「World Englishes」の考え方は、多様性を認めどれか一つ
の英語だけを「正しい」とせず、さまざまな英語の形を尊重
する姿勢を大切にしているのだそうです。お話の後は実際に
それぞれの英語を聴き、どの地域の英語かを当てるクイズと、その特徴についての解説がありました。
講座の後半では、日本語を母語(第一言語)とする方の英語
発音の特徴や、ネイティブでない話者同士の会話において通
じ合う為には何が重要視されるのかの説明があり、その後受
講者の皆様に隣の方とグループになっていただき、英語の発
音トレーニングを実施。重要視すべき発音のポイントに気を
付けながら、皆様楽しそうに発音を練習していただく様子が
みられました。
「ブックリスト(関連図書)」のご案内
三重県立図書館に所蔵されている講座関連図書のご案内です。
所蔵状況は講座開催日時点のものです。
- なかなかnativeの発音はできないけれど、それでも英語で多くの方とお話しできるのは楽しいと思っていました。それでいいんだと思えてうれしかったです。
- ネイティブのように発音できなくてもいい、ということに勇気づけられました。大切なのは相手に伝わる発音。日本人はもっと自信を持って、どんどん発音できればいいと思います。

