楽楽シリーズ2026「楽楽文楽塾 -文楽のツボ-」の事業報告

開催日
2026年9月3日(木曜日)
開催場所
三重県総合文化センター 小ホール
開催時間
14時00分から16時00分まで
講師
葛西聖司さん(古典芸能解説者)
ゲスト
竹本千歳太夫さん(文楽浄瑠璃)、鶴澤燕二郎さん(文楽三味線)
参加人数
117名
参加費
500円

古典芸能を楽しく学ぶ「楽楽(らくらく)シリーズ」は、今年で23年目を迎えました。講師は元NHKアナウンサーで古典芸能解説者の葛西聖司さん。ゲストには文楽太夫の竹本千歳太夫さんと文楽三味線の鶴澤燕二郎さんをお迎えして、文楽を楽しむツボを教えていただきました。
***************************************************
【広報文】
日本を代表する伝統芸能「人形浄瑠璃文楽」
その舞台では、太夫・三味線・人形が一体となって、情感豊かに人間ドラマを繰り広げます。太夫は物語の情景や人物の心情を「語り」で観客に伝えます。三味線弾きも、演奏によって、場面の情景や雰囲気、登場人物の感情の動きまでも表現し、観客に作品内容を伝えるうえで重要な役割を果たします。今回はゲストに切場語りの太夫、竹本千歳太夫さんと、三味線の鶴澤燕二郎さんをお迎えし、古典芸能解説でおなじみの葛西聖司さんとともに10月10日に三重県文化会館中ホールで開催される文楽三重公演の見どころ聴きどころをたっぷり紹介していただきます。
***************************************************キ

全体1
葛西さん、千歳太夫さん、燕二郎さん

第一部の鼎談では、千歳太夫さん、燕二郎さんの修業時代のお話や、文楽を志したきっかけ、現在それぞれが活動されている素浄瑠璃の会や、国立文楽劇場での文楽公演について、スクリーンに画像を映しながら紹介しました。葛西さんがユーモアを交えながらお二人との話を進め、劇場での公演では見ることのできないお二人の素顔を垣間見る機会となりました。

演奏
第二部の実演の様子

第二部の実演では、10月に開催する「文楽三重公演」の演目『摂州合邦辻』『桂川連理柵』『五条橋』から、それぞれの見どころや聴きどころとなる場面を語っていただきました。切場語りの大ベテランである千歳太夫さんの語りと、前日は緊張で眠れなかったという若手の燕二郎さんによる三味線の演奏が始まると、会場のお客様は一気に文楽の世界へと引き込まれていきました。さらに、葛西さんによる物語の解説も加わり、会場のお客様はより深く文楽の世界に浸る時間となりました。

最後には質疑応答の時間が設けられ、参加者からの質問を通して、文楽をより身近に感じていただく機会となりました。また、会場ロビーでは、葛西さんの著書『文楽のツボ』の販売とサイン会も行われ、多くの参加者が文楽への関心を深める機会となりました。

スクリーン
第一部は大きなスクリーンを使って鼎談していただきました
葛西さん
第二部では葛西さんの演目解説もありました
会場
会場の様子
さいん
サイン会の様子


「ブックリスト(関連図書)」のご案内

三重県立図書館に所蔵されている講座関連図書をのご案内です。
所蔵状況は講座開催日時点のものです。

「ブックリスト」ダウンロードリンク(PDF形式、622キロバイト)

参加者の声

  • 葛西さんの解説はいつもどおりよくわかり大変よかった。お二人の実演さすが本物!ありがとうございました。
  • 文楽の公演はやはり東京や大阪が中心なのですね。その意味からも本講座の意義深さを感じました。今後もこのような機会を楽しみにしています。ありがとうございました。
  • 臨場感が語りと三味線で再現されるのが驚きでした。