郷土を歩こう!「名張藤堂家と“ひやわい”~豊臣兄弟の時代から続く面影~」(講座ボランティア企画)の事業報告
県内の史跡などを実際に訪ねて郷土三重を再発見する講座「郷土を歩こう!」は、三重県生涯学習センター講座ボランティアの皆さんによって20年以上に亘って企画運営されている人気事業です。今年度は、ドラマでもおなじみの豊臣兄弟とも縁ある歴史と文化の町「名張」をたっぷりと歩きました。

~大和と伊勢を繋ぐ初瀬街道の宿場町「名張」。その町づくりは、寛永十三年、藤堂高虎の養子、藤堂高吉が居を構えたころから本格的に始まります。
町に巡らされた水路の清かな流れと、“ひやわい”と呼ばれる、人ひとりがやっと通ることのできる細い路地の佇まいからは、昔日の暮らし、その息遣いが静かに感じられます。
運命に翻弄された高吉をはじめとする名張藤堂家と共に歩んだ旧町の今昔を巡り学ぶ市中講座。さぁ、郷土を歩きましょう。
講座はまず「全体講義」から始まります。講師に名張市教育委員会文化振興担当監の山口浩司さんをお迎えし、町や名張藤堂家の歴史などについてご講話いただきました。初代高吉からの系譜や地形の特性を活かした町づくりなど、このあと始まる町散策のヒントとなる興味深いお話をたっぷりとうかがいました。
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全体講義の様子(名張市総合福祉センターふれあい 会議室101)
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講師の山口浩司さん -
いよいよ散策へ出発!
全体講義の後はいよいよ町散策へ出発です!抽選で選ばれた参加者は2班に分かれ、それぞれボランティアガイドおきつもの皆さんの解説を聞きながら町を歩き、史跡などを巡ります。
「名張藤堂家邸跡(県文化財)」では、歴史ある屋敷や展示品などを時間をかけて見学。また、「宇流冨志禰神社(うるふしねじんじゃ)」では、宮司の中森孝榮さんから神社の云われや町との関りなどのお話をうかがった後、名張藤堂家から寄贈された貴重な「能・狂言面(県文化財)」を特別に鑑賞させていただきました。
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名張藤堂家邸跡(門)
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解説を聞きながら見学
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展示品についても詳しく
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宇流冨志禰神社での様子 -
宮司の中森孝榮さん
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「一の鳥居」も訪ねました
町散策(見学)は、初瀬街道の町並みや城下川(梁瀬水路)の涼やかさを感じながら進みます。途中、名張の町の特徴のひとつでもある、“ひやわい”と呼ばれる細い路地を一列になって通り抜けたり、名張で生を受けた作家、江戸川乱歩の生誕地碑広場で一息ついたりと、町の歴史や人々の暮らしの息遣いに想いを馳せつつ、約3時間半に及ぶ市中講座を終えました。
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城下川(梁瀬水路)の様子
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水路は縦横に巡らされています
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“ひやわい”を通り抜けて
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江戸川乱歩生誕地碑広場
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様々な場所を訪れました
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初代高吉を祀る寿栄神社(太鼓門)
心配されたお天気も途中晴れ間がのぞくほど。暑さすら感じるなか、参加者の皆さんは熱心に、そして楽しみながら町の魅力を感じられたようでした。講座終了後、さらに散策を続けられた方もいらっしゃったそうです。
年に一度の「郷土を歩こう!」 次回はどの町を訪ねるのか、ぜひお楽しみに!
- 非常に楽しく歩かせて頂きました。とても勉強になりました。ありがとうございました。
- ありがとうございます。いっぱい学べました。かんしゃです。
- 以前訪れて感動した名張の御殿で詳しい解説を伺うことができ、また能面・狂言面を拝見することもできたので、本当に嬉しく思います。
- 大変興味深いツアーでした。また参加したいです。

