令和7年度人材育成事業(鈴鹿市)
「亀山市の事例に学ぶ! 公民館講座の企画と運営のヒント」の事業報告
令和7年度三重県生涯学習センター・鈴鹿市共催講座(第1回目)は「亀山市の事例に学ぶ! 公民館講座の企画と運営のヒント」と題し、亀山市の公民館活動についてお話しいただきました。

最初にお話しいただいたのは、服部館長が描く亀山市立中央公民館の目指す姿と役割についてです。4名の生涯学習推進員が、それぞれの専門性や経験を生かしながら地域の「ひと・もの・こと」をていねいに掘り起こし、行政・学校・企業など多様な団体と協働して講座を企画していることが紹介されました。
続いて、公民館で実施されている講座の事例をもとに、若年層や男性の参加促進、地域間で生じる受講格差への対応など、課題への具体的な取り組みや分析が示されました。
最後に「地域は急激な変化を望んでいない。ゆるやかな変化の中で、気がつけば自然と地域が巻き込まれているくらいでちょうどいい」と語られ、本日の講座は終了しました。
亀山市立中央公民館の実践と工夫、そして講座企画の背景にある思いまで、余すところなく紹介された学びの多い時間となりました。
- 実際の公民館での悩み事、うまくいったことなど、私たちが働く公民館でも参考にすべきことが多く感じられたので良かったです。良かった、参考になることは今後、公民館と地域に持ちかえり活用できるようにしていきたいとも思いました。
- 具体的な事例が多く、とても勉強になりました。公民館の仕事について30年近くなりますが、気持ちを新たに頑張りたいとも思います。
- 講座の様子の写真を資料の中で見せていただき、講座の雰囲気やイメージがしやすかったです。ありがとうございました。

