学校向け文化体験プログラム
伝統文化を体感「狂言体験」

開催日
2025年11月11日(火曜日)
開催時間
13時40分から15時15分まで
開催場所
津市立白塚小学校
講師
三重県能楽連盟 森浩一さん ほか
参加児童数
6年生 46名

 津市立白塚小学校の6年生の皆さんに狂言体験のプログラムをお届けしました。

 白塚小学校は国道23号線が朝夕よく混雑する白塚の交差点から一本入った海沿いの旧街道沿いにあります。校内はとてもきれいで、廊下で会う子どもたちは先にあいさつをしてくれました。

 

 さて、対面の時間が来ました。狂言講師の森さんは御年94歳!袴姿で子どもたちにまず「あいさつの声の大きさは相手に好印象をあたえます。返事も同じです。狂言での笑いはこうです。(やって見せる)お能は静かに見なければいけませんが、狂言では声を出して笑ってください。みなさん楽しんでください。」と言われました。森さんが大きな声で振りをつけて笑いをしたので子どもたちの緊張も解け、大きな返事を返していました。森さんは子どもたちに狂言のことだけでなく、日常の生活へのメッセージも伝えてくださいました。

 


 終了後、先生から「去年の子たちは橋掛かりの出だしから笑っていましたが、今年の子たちはどんどん演技に魅かれ、山伏がコテンパンにされたところで大声で笑っていた。同じものを見てもちがうんだと感じました。教室での資料として、山伏の映像も見ていましたが部分的で、通してのお話というところに魅力があり、子どもたちもよろこんでいたのだと思います。」と伺いましたが、その通りだと思います。

 子どもたちの中には、以前、野村萬斎さんの総文での舞台を鑑賞した子もいて、森講師から積極的に学んでいました。
 森講師のお家は480年続く狂言の家、森さんは実に90年以上狂言に関わられ、日本の文化を守るとともに、積極的に子どもたちへ広げる活動もされています。楽しみ方を知るプロのお力はすごいなぁと感服しました。

(文化体験コーディネーター 野垣内宗さん)

小舞『盃』の体験。講師の動きに合わせて舞います。
狂言の『笑い』の体験。腕を思いっきりあげて大きく笑います。

 ☆プログラム内容

  1. 自己紹介・狂言について
  2. 面・扇の鑑賞
  3. 『柿山伏』鑑賞
  4. 小舞『盃』体験
  5. 質疑応答・感想・狂言『笑い』の体験

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 講師やお弟子さんが狂言をあんなに楽しそうにしていて自分も何か楽しくなるという魅力を感じた。
  • 笑い声とか泣き声の大げさな感じの演技が面白かった。
  • 300年以上前のお面をかぶれたりしてとても歴史が感じられて面白かったです。
  • ビデオで見るより生の方が迫力がすごかったです。
  • とても楽しい時間をありがとうございました。終わってから自分たちで狂言のまねをする様子が見られてとても笑顔でした。(先生)