学校向け文化体験プログラム
アートな世界へようこそ!「マイシーサーをつくろう」

名張市立薦原小学校6年生のみなさんにアートな世界へようこそ!「マイシーサーをつくろう」のプログラムをお届けしました。
講師とは既知の子どもたちだったので、すぐに活動に入ることができました。最初に配られた2つのかたまりの粘土からパーツを作り出す作業です。次に、手を茶色にして練りこんだ粘土を丸型やハンバーグ型、筒型のパーツに作っていきます。そして、このパーツの中のハンバーグ型のかたまりを栄養剤の空き瓶に巻き付けていき、シーサーの胴体を作っていきます。その後、丸型のパーツを胴体の上にくっつけていきます。「境目がポロっと落ちてしまわないように、粘土と粘土をしっかりなじませる」ことを目指して粘土ベラを使いながら丁寧に作業を進めていきます。今度は、前足をつけていきます。
「猫と犬の座り方はどんなかな?」と投げかけられ、子どもたちは、ネコ型シーサーにするのか犬型シーサーにするのか自分のイメージにぴったりくるように前足をくっつけていきます。慎重に、ていねいに。そして、後ろ足を作り出していきます。後ろ足は、どんな風になっているかのアドバイスを受けて、黙々と作業を続けていきます。ここまでくると基本の形は出来上がりです。短い休憩をはさんで、残りの時間で顔を作っていきます。目をくっつけたり、口を削ったり細かい部分にこだわりながら、子どもたちの作業は続いていきます。事前に準備したイメージ図にぴったりくるように子どもたちは粘土をくっつけたり削り取ったりしています。集中して取り組んでいるのが伝わってきます。この日の体験で、世界に一つだけの子どもたちの思いのこもった作品に仕上がりました。
(文化体験コーディネーター 雪岡正明さん)
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思い思いのシーサーを作ります -
ケーブルテレビ局から取材を受けます -
すてきな作品に仕上がりました!
- 粘土をこねて頭・胴体を作る
- 頭・胴体・脚をくっつけて土台の完成
- 顔や体のパーツを作って仕上げる
- 自分だけのシーサーを作れたのでまた家で作りたいと思った。
- かわいく作るポイントを教えてくれて楽しかったです。
- 後ろ足の曲げてるところがいちばんむずかしかった。
- 苦手意識をもっていた子も粘土が好きになったと言ったことがいちばんよかった。(先生)

