ジョイントセミナー 三重県林業研究所「きのこはなかなかやるもんだ」の事業報告
ジョイントセミナーは、さまざまな施設・企業・団体とジョイントし、それぞれが持つ「学び」を提供していくことを目的としたセミナーです。
***************************【講演内容紹介文(チラシ紹介文より)】
きのこは食材としての利用だけではなく、自然環境に対しても大きな影響を与えています。今回のセミナーでは、きのこの生態や自然界での活躍ぶりを紹介するとともに、販売されているきのこがどのように生産されているのか、また、きのこを食べるとどのような健康への効果が期待できるのかなどについてお話します。
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今回のジョイントセミナーは三重県林業研究所から、主査研究員の井上 伸さんを講師にお招きしました。
冒頭では、三重県林業研究所の紹介をしていただきました。講演の前半では、きのこの生態と人工栽培についてお話しいただきました。生態については、きのこの種類や、森林についての機能、きのこと地球環境、毒きのこについてご説明いただきました。人工栽培では、日本におけるきのこの利用の歴史から現在の原木栽培と菌床栽培について紹介いただきました。菌床栽培では、きのこによって適した資材が異なることや収穫までの工程についてお話しいただきました。
後半は、きのこに含まれる機能性成分とみえの安心食材表示制度等についてお話しいただきました。機能性成分については、様々な種類のきのこの成分について紹介いただきながら、機能性を生かした料理方法などお伝えいただきました。みえの安心食材表示制度等については、シイタケの食品表示についてご解説いただき、みえの安心食材表示制度は人と自然にやさしく生産者の顔がみえる制度であることなどをご説明いただきながら、最後にきのこは夏バテに最適なため三重県産のきのこを食べて暑い夏を元気で過ごしていただけたらと締めくくられました。
当日、会場前のホワイエでは、研究成果パネルときのこの展示をしていただきました。また、講演の前後や休憩時には、受講者からの質問に対して、対応していただきました。

「ブックリスト(関連図書)」のご案内
三重県立図書館に所蔵されている講座関連図書をのご案内です。
所蔵状況は講座開催日時点のものです。
- キノコの展示、ワクワクしてみせてもらいました。キノコの種類や栽培や特徴、キノコの取扱いまで詳しく教えていただきました。今夜はキノコなべにします。ありがとうございました。
- きのこってたくさんの種類があるんだなーと感心しました。体にもいいのでしっかり食べたいです。
- 興味のある内容でした。参考になりました。たまにしか食べていませんでしたが、食べる回数を増やしたいと思います。

