志摩市・三重県生涯学習センター共催講座
読み聞かせボランティア養成講座「ステップアップ読み聞かせ2025」第2回 私の読み聞かせをステップアップ
令和7年度志摩市人材育成講座の第2回では、前回に引き続き、JPIC読書アドバイザーの木村由美子さんを講師にお迎えしました。
「私の読み聞かせをステップアップ」をテーマに、受講者から寄せられた質問への回答や「間合い」の取り方の解説など、実践的な内容で講義が行われました。
「読み聞かせに向いている本は？」「聞き手に集中してもらうにはどうすればいい？」といった日頃の読み聞かせ活動で感じる悩みや疑問に対し、木村さんは一つひとつ丁寧に答えられました。
絵本の読み聞かせの基本として、「子どもたちの理解を助ける読み方を意識すること」が大切だと強調されました。そのためには、子どもがストーリーの続きを考えたり内容を理解するための“間”を大切にすることが重要であると説明がありました。
また、「おおかみと7ひきの子やぎ」を例に、同じお話でも絵の表現によって受ける印象が異なることを、実際の絵本を手にしながら紹介されました。聞き手の年齢や状況に応じて絵本を選ぶことの大切さも語られました。
最後に、木村さんは「子どもとしっかり向き合うことが何より大切です」と述べ、温かい言葉で講座を締めくくられました。
- 際にこのような絵本を読んでみると良い本を紹介してくださったので、とても参考になりました。また、絵本を読むときは、「間」をとることが大切であることがよくわかり、実際に本を読む時、「間」を意識して、子どもたちがわかるように読んでいきたいと思いました。
- より多くの絵本を知れて良かったです。私たちを読み手もたくさんの本を読んで、今日のステップアップ読み聞かせを生かしていきたいです。先生の読み聞かせも大変良かったです。
- 前回のアンケートに、学年別の読み聞かせに適した本を教えていただきたいとお願いしました。本日教えていただくことができ、お礼申し上げます。ありがとうございます。良かれと我流で行っていたことに理論や実践（技術面）で正しかった（間違いではなかった）と確信できた2時間の講習でした。今日も読み聞かせの先生の実技がとても勉強になりました。時間があっという間に過ぎていきました。出席させていただいた2日間に学んだことは必ず今後の活動に生きると思います。ありがとうございました。
