まなびぃすとセミナー「こんなにも虫はちがう ~うごくはねの虫をつくってみよう!~」の事業報告
今回の「まなびぃすとセミナー」は、お子さんを対象に工作を楽しみながら昆虫のからだのしくみなどについて考え学ぶ講座を開催!虫が大好きな子どもたちとそのご家族にたくさんご参加いただきました。
講師は、ラジオ「夏休み子ども科学電話相談」にも出演されていた、昆虫科学教育館館長の久留飛克明(くるびかつあき)さん。開講前から参加者の皆さんと「虫」の話がはずみます。
まずは「昆虫クイズ」からスタート。チョウやカマキリ、ホタルなどについて、驚きの生態を解説いただきながら、100点満点をめざしてみんなで挑戦しました。
そして次はいよいよ「うごくはねの虫」工作の時間です。紙に描かれた虫のかたちをはさみで切り取り、2本のストローを使って羽を動かせるチョウやカブトムシ、鳥やコウモリなどを作っていきます。自由に色がぬられたカラフルな虫たち。パタパタと上手にはねを動かせるようにするには少し工夫が必要で、久留飛先生もサポートをしながら会場を回ります。ご家族、きょうだい、みんなで協力して、たくさんの虫たちを完成させました。
工作のあとは、イラストを交えて動物や虫のはねについて考えながら、生きものが子孫をつないでいくことに関するお話も。講座を通して久留飛先生からは、昆虫の知識や情報だけでなく、「楽しむこと」や「想像すること」「好きなことへの情熱」の大切さなどについて、様々なメッセージもいただきました。
最後の質問コーナーでは、子どもたちからたくさんの手がが上がり時間が足りなくなるほど。講座終了後も先生の周りには質問をする子どもたちが集まりました。奥深い昆虫たちの世界を子どもだけでなく大人もいっしょに体験し、楽しみながら多くを学んだ充実の時間となりました。
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「うごくはねの虫」をつくる工作 -
ご家族で話し合い協力しながら -
大人も子どもも楽しみました
「ブックリスト(関連図書)」のご案内
三重県立図書館に所蔵されている講座関連図書のご案内です。
所蔵状況は講座開催日時点のものです。
- クイズも工作も、先生のお話もすごく楽しかったです。ありがとうございました。(保護者)
- とても興味のある分野だったので、先生のお話を一生懸命聞いていました。貴重な体験をありがとうございました。(保護者)
- かぶとむしをつくってたのしかったし、はねがうごくのをみてすごいとおもった。(6歳)
- ちょっときるのがむずかしかったけどできました。たのしかったです。(7歳)
- かとはえがおなじなかまでおどろきました。まどをかまきりがのぼれることをはじめて知りました。こん虫のことがさいしょよりわかるようになりました。(8歳)

