みえアカデミックセミナー2025 近畿大学工業高等専門学校公開セミナー「Webがほどく境界の先にあるもの」の事業報告
「みえアカデミックセミナー」は、三重県総合文化センターを会場に、三重県内にある大学・短期大学・高等専門学校の高等教育機関全14校が有する高度な学びと県民の皆さまをつなぐ一大連携事業として開催している公開セミナーです。毎年7月と8月に各校1日程ずつ、選りすぐりの先生にご講演いただいています。
准教授 坂東 将光さん
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【講演概要(チラシ紹介文より)】
Webページは誕生から約30年で驚異的な進化を遂げ、単なる情報のリンクから体験を生み出す存在へと進化しました。本講座では、Webページの歴史を振り返りながら、スマートフォンの普及、Webアプリの発展、3D・VR技術の進化、AIの登場がWebのあり方をどう変え、未来に何をもたらすのかを探ります。
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近畿大学工業高等専門学校公開セミナーは、総合システム工学科制御情報コース 准教授の坂東将光さんにご登壇いただきました。
講座は「近大花子さん」の挨拶から始まりました。これは制御情報コースの学生が作ったもので、学校の制服を着たモデルをモーションセンサーで動かし音声が付けられています。
この日のレジュメと共にすべてWebページに掲載されており、Webでできることを体験的にご紹介いただきました。
続けてWebページの歴史をたどり、技術開発やSNS等の普及により「一部の人が書いて、多くの人が読む」ものから「多くの人が書いて、多くの人が読む」ものへ発展、情報の共有化が進んだと解説されました。政府や企業にも頼られ、重要な社会的役割(情報発信)を担っています。
Webページに使われているさまざま技術のご紹介の中では、Web上で使えるAIの例として、カメラ映像を通して姿勢推定ができる実演をしていただきました。
講座の最後には、リアルとデジタルの融合がより進む可能性や、AIの登場により今後Webページに訪れるであろう変化など、講師の考える未来のWebページについてお話しいただきました。
「ブックリスト(関連図書)」のご案内
三重県立図書館に所蔵されている講座関連図書のご案内です。
所蔵状況は講座開催日時点のものです。
- すごい技術革新が起きているのがよくわかりました。
- 未来予測の部分は非常に興味深く、考える参考になった。人工知能、融合人体、ロボットのAI化など10年で様変わりするでしょうね。
- 娘が将来大学、進学、就職で3DアートやVRに関係する仕事に興味があるので参加させてもらいました。娘が今回参加できなくて残念ですが、機会があれば近大高専にうかがって研究などの話を聞かせてみたいです。

