学校向け文化体験プログラム
和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

会場に入ると、いつもと違う先生方の装いに子どもたちからの歓声が上がりました。
まず、先生方をモデルに十二単、束帯の着付けを見学しました。衣が一枚一枚重ねられていく様子を見ながら、講師による実況で解説を聞きます。平安時代と現代の十二単の着付け方の違いや、衣装の重さや値段など、様々な話題に子どもたちは驚きの声を上げたり、友達どうしで目を見合わせたりしていました。
後半はいよいよ子どもたちの着装体験。事前に取った希望に沿って1人ずつ十二単か束帯が着付けられます。いつもと違う友達の姿に、「かわいいやん!」「めっちゃ似合う!」と感想が飛び、恥ずかしくもうれしそうな表情を浮かべていました。
また、待っている間に講師から十二単や平安時代の文化についてのクイズもが出題され、解答に驚きの声があがっていました。
「もっと長く着ていたかった…」と教科書だけではわからない「本物」の体験に大満足の2時間だったようです。
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先生による十二単の着装を見学 -
束帯についての解説を聞きます -
平安時代についてのクイズに挑戦!
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「束帯×笏」で記念撮影 -
「十二単×檜扇」で記念撮影 -
「平安時代のかおり」にびっくり!
- 十二単・束帯についてのお話
- モデルの先生に着装、解説
- 十二単の着装体験
- 平安文化にまつわるクイズ
- はじめて平安時代のおえらいさんが来ていた男の束帯を着てみたらぼくがえらい人になっているかんじになりました。
- こんな体験をすることはないので心に残しておきたいと思います。
- 束帯を着させてもらうときのはやさがとても速くてプロってすごい!と思いました。
- サイズがみんなバラバラなのにその人に合わせて着せられてすごいなと思いました。あの服を着て歩いたり政をしたりして昔の人はすごいなと思いました。
- 1000年の前のかおりが知っているにおいでびっくりしました。
- 人や生活に焦点をあてて授業をしているので、この体験が次の時代の学習に生きていくと思います。(先生)