令和6年度人材育成講座(名張市)「地域に根ざす、幸せになる -ルッチまちづくり大学の事例から-」
令和6年度三重県生涯学習センター・名張市共催講座(第2回目)は「「地域に根ざす、幸せになる -ルッチまちづくり大学の事例から-」と題し、ルッチまちづくり大学の事例をお話しいただきました。
最初に、米原市役所教育委員会事務局生涯学習課の吉田和司さんからルッチまちづくり大学について説明いただきました。
「ルッチまちづくり大学」は、地域のまちづくりの担い手を育成することを目的に開講され、卒業にはグループワークによるまちづくり事例研究レポートの作成が求められます。
受講生の方は事例の研究を通じて、地域の課題解決に取り組みます。
次は、ルッチまちづくり大学卒業生の福永ひろみさんに、ご自身の入学のきっかけや在学中の取組、そして卒業後の活動の中で感じたことをお話しいただきました。
最後にお話しいただいたのは、同じく卒業生の谷口嘉之さん。
みんながやりたいことを持ち寄り、欲しい公園について考える実験的イベント「DIYパーク!!」やみんなが想う未来を見せ合うことでまちに関わる人が出会う機会になる「つくる未来展」など、ご自身が関わった事例をお話しいただきました。
行政の視点と受講者の体験、両方の視点からまちづくりや人づくりについてお話しいただいた講座でした。
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講師の吉田和司さん -
講師の福永ひとみさん -
講師の谷口嘉之さん
- 地域に合わせた取り組みであり、特に大学制度を取り入れた生涯学習を推進されている事が非常に参考になった。特に人材育成を基にいろいろ考えられている。大変参考になった。
- これから人口が減少していく中、ますます担い手不足が深刻化しています。どのようにして後継となる人を育てていけば良いのか課題ですが、本日の3名の方々のお話から少しヒントをいただけたように思います。ありがとうございました。
- 本日の研修会の案内から「ルッチまちづくり大学」という存在を知り、大変興味を持ち参加させていただきました。これから自分の地域で”居場所づくり”ができるといいなと考えています。これまでのつながりを活かしできるとこから動いてみようと思いました。ありがとうございました。
- 人材育成の仕組みとしての成功例を学ぶことができた。各地域では担い手不足が課題になっており、「ルッチまちづくり大学」の取り組みを参考にしたいと思いました。