学校向け文化体験プログラム
科学で遊ぼう!「サイエンス講座『液体チッ素で遊ぼう』」
空気にも体積や重さがあることなど、目に見えない空気を題材にして実験を通して楽しく学ぶという学習が行われました。講師のテンポの良いトークとしっかり準備された実験により子どもたちの理解はどんどん進みました。学習後半は保護者も参加して液体窒素を使った実験が行われました。まずは液体窒素がどんなものか知ることから始まり、「コロナと同じで「正しく恐れることがだいじ」と言ってもらい、花びらやこんにゃくなどを次々と凍らせてみました。空気の体積が温度によって変化することの実験を含め、随所に子どもたちの興味関心を引く実験が構成され、実際に子どもたちが五感を使って体験することで学びが深まりました。
科学的に物事を見たり判断したりすることの大切さを子どもたちが学ぶことができた楽しい科学体験になりました。
(文化体験コーディネーター 大下武彦さん)
☆プログラム内容
- 空気の質量について
- 空気に含まれる気体について
- 液体窒素の実験
- ふだんの実験では火や水、電気などを使ったものなのであまりできないレアな体験をしてドキドキしました。液体窒素の実験で花をカチコチにするのは楽しくてパリパリで気もちよかったです。
- まずびっくりしたのが、「空気は“モノ”である」と「空気は力がある」でした。空気は重さがあって、体積があって、ああ、空気はモノなんだ。と思いました。どんどん私の中にぎもんが出てきて、とても楽しい時間でした。
- 子どもたちの生活に結びついているもの、エピソードなどが豊富にあったのが、とてもよかったと思います。子どもたちはとても意欲的に実験に取り組んでいました。(先生)