ボランティア企画 朗読で読み解く太宰治の光と影

開催日
平成19年3月4日から平成19年3月11日
開催場所
三重県生涯学習センター 視聴覚室

☆ 日 時
  3月4日(日)、11(日) 14:00〜16:00

☆ 講師
  近代日本文学研究家 河原 徳子さん

☆ 参加者数  3月4日(日) 103名 
3月11日(日) 92名

☆ 参加費    無料

☆ 講演内容
 日本語のおもしろさ、豊かさを徹底して生かした太宰治の語り口は、今なお読者の心を惹きつけてやみません。「頽廃の兒、自然の兒」と言われた太宰治の光と影を2回講座で読み解きました。第1回は、「晩年」「富嶽百景」「女生徒」「駈込み訴へ」「走れメロス」「津軽」「お伽草紙」を取り上げ、太宰治の人となり、人生の前半部分のお話も交えた内容でした。第2回は、「人間失格」「ヴィヨンの妻」「桜桃」「トカトントン」「斜陽」を取り上げ、晩年や書簡を交えた内容でした。両回共、講師が朗読を交え、作品の解説をしていただきました。

☆ 参加者の感想
「太宰と太宰を取り巻く人々、その作品と人となり、興味深く拝聴いたしました」
「毎回、講師の明快な語りに満足しています。太宰作品の文章表現に魅了されました」
「2時間飽きずに聞かせていただきました。発声、発音共に明確で素晴らしく、朗読が素敵でした」
「パワフルな講師の講義に魅了されました。本だけ読んでいてはわからないような裏話が聞けて新たな興味が湧いてきました」
「素晴らしかったです。感動しました」