桑名市・三重県生涯学習センター共催講座/桑名市読みきかせボランティア養成講座
こがようこ講演会「絵本とおはなし世界-語りかける心を育てよう-」
令和6年度桑名市人材育成講座(桑名市読みきかせボランティア養成講座)第2回目の講座は、絵本作家・絵本コーディネーターのこがようこさんに「絵本とおはなし世界-語りかける心を育てよう-」と題してお話しいただきました。
講演会では、わらべうたや絵本、手あそびなどをたくさん披露していただきました。
こがさんの絵本『どーこかな?』が、「子どもの名前をたくさん呼んでほしい」という思いで作られたことや、こがさんが絵本に込めた思い、絵本制作の裏側にある工夫についてもお話しいただきました。
また、こがさん手づくりの人形や小道具もたくさん見せていただき、受講者からは「すごい!」「かわいい!」といった感嘆の声が上がりました。
講演会の最後には、受講者からの質問に答える形で、こがさんが日々大切にしていることについてお話しいただきました。
それは、「常にごきげんであること」。
日々のささやかなできごとで自分をごきげんにさせ、そのうれしい気持ちを周りの人とシェアすることで、まわりに良い気分が広がっていく。そのなんでもない毎日を積み重ねていくことが大切だ、とお話しされました。
こがさんのお人柄そのままの、アットホームで優しい雰囲気の講演会でした。
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絵本ができるまでの過程や工夫も見せていただきました。 -
こがさん手づくりの小物。かわいいモグラが飛び出します。 -
午前中にこがさんのおはなし会を開催。たくさんの方に参加していただきました!
- わらべうたを通じたスキンシップを含むあたたかな交流が素敵だなと思いました。知らないものばかりで勉強になりました。いろいろな小道具に触れさせてもらい、工夫はどれだけでもできるのだな、と思いました。「語りかけ」という捉え方が核心をついてると気づかされました。
- おはなし会での読み聞かせの経験はなく、仕事で生かせたらと参加させていただきました。元々絵本が大好きです。読み聞かせとおはなし会での絵本の選び方と導入など進め方がよく理解できました。
- こがさんの思いや考えを知ることができてよかった。おはなし会をもっと工夫して楽しくできるアイディアがもらえた。
- 小道具が少しあるだけでおはなしの世界に集中できるのを肌で感じることができました。 先生はこどもと同じ目線なのもとてもステキで見習わないと!と思いました。