みえミュージアムセミナー三重県立美術館「スペイン美術の魅力・再発見」の事業報告
三重県立美術館で2024年7月20日(土曜日)から9月29日(日曜日)にかけて開催の「長崎県美術館・三重県立美術館コレクション 果てなきスペイン美術―拓かれる表現の地平」展覧会について、講演会とパネル展示を三重県生涯学習センターで開催しました。
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今夏、三重県立美術館では、三重県立美術館と長崎県美術館のコレクションによるスペイン美術の展覧会を開催します。ダリ、ピカソ、ミロなどの芸術家の名前は有名ですが、スペインには他にも多くの独創的な芸術家たちがいます。本講演では、「宗教」や「光と影」などのテーマを切り口にし、スペイン美術の魅力に迫ります。
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今回の展覧会では、長崎県美術館と三重県立美術館のコレクションによるゴヤ、ピカソ、ダリなどの有名作家の作品から、まだ日本では知られていない作家の作品約100点を、「1 宗教―神秘なるものへの志向」、「2 現実なるものへの視線」、「3 場と空間」、「4 光と影」、「5 伝統と革新」の5つのテーマを設定して展示されているそうです。今回のセミナーでは、出品作品を中心に、宗教をテーマにした中世の板絵作品、有名画家の油彩画、20世紀のインスタレーション作品など様々な角度からスペイン美術の魅力にせまる内容となっており、受講者の方々も熱心に耳を傾けていました。
- 作品を鑑賞する新たな視点がえられました。展覧会にぜひ行こうと思います。
- 事前に“果てなきスペイン美術”をおとずれていましたので、セミナーがよくわかり楽しかったです。特に印象に残ったことは余白を大切にする日本と違いスペインでは空間恐怖の感性があるということでした。スペイン美術がごちゃごちゃしている(笑)と感じるのが“なるほど”と思ってしまいました。
- やはり講座に参加すると、実際に見に行った時の感じ方が全然違うと思いました。ありがとうございました。