学校向け文化体験プログラム
アートな世界へようこそ!「マイシーサーをつくろう」
四日市市立高花平小学校4年生の皆さんに『マイシーサーをつくろう』のプログラムをお届けしました。赤茶色のテラコッタ粘土で作るので、焼く必要はありません。心材に空きびんを使います。
前半は、①成型前には粘土をこねること②パーツの接着にはギザギザを入れて少量の水を使うこと③難しい後ろ足をうまく作るコツ等、侍夢先生のていねいな説明に書画カメラを併用しながら、胴体、頭、前足、後ろ足の順に、シーサーの基本の形を子どもたちと一緒に作っていきます。
後半は、侍夢先生が頭部に目や口のパーツをつけた後、最後に胴体部にしっぽや装飾をつけながら、「想像上の生き物を自由に想像し、創造していくことの楽しさ」をお話いただき、子どもたちも自分で考えながら一気に最後まで作り上げることができました。ほとんどの子が粘土を全部使い切りました。
終了後、「楽しかった~!」の元気な声が教室中に響き渡り、28体の「世界にたったひとつのマイシーサー」が完成しました。
(文化体験コーディネーター 福島孝直さん)
☆プログラムの内容
- 粘土をこねて胴体・頭を作る
- 胴体・頭・脚をくっつけて土台の完成
- 顔や体のパーツを作って仕上げる
- 初めは「上手くできるかな」と心配だったんだけど、どんどん上手くなって「こうしたらかわいくなるかな」って思ってやりました。いろんなアイデアが出て、こんなにかわいくなりました。もう一度やりたいです。
- シーサーの名前は、「ごはんだいすきシーサー❕❕」です。お皿にごはんをのせてみました。最初はかわいくないと思ったけど、後からどんどんかわくなって友だちもあつまってきてとってもうれしかったです。
- 3時間のプログラムですが、4年生の集中力も持続でき、長すぎず短すぎずちょうど良い感じがしました。講師が一人一人への児童に関わる際、温かさを感じました。子どもたちは素直に楽しみ、こだわりある作品に仕上がったと思います。(先生)