ものしりトラベラー「熊野古道 馬越峠を歩く!」の事業報告
「岩山にてなん所の坂也」と江戸時代後期のガイドブックに紹介されている馬越峠。『西国三十三所名所図会』には馬越峠の茶屋前に岩船地蔵堂が描かれており、この地蔵尊は1723年に栃木県の高勝寺から一人の相撲取りが背負って運んできたものと伝わっています。
「観光とまなび」をテーマとするものしりトラベラー。今回は世界遺産登録20周年をむかえる熊野古道の馬越峠について取り上げました。
古い文献からその成り立ちや歴史について紐解き、江戸時代の旅人の旅の様子や食べ物についてお話ししていただきました。また巡礼の道として近年注目を集めている、熊野古道歩きの魅力についても語っていただきました。
- 馬越峠に付帯する様々な言い伝え祈りの形を紹介して頂けて、大変興味深く拝聴しました。記録から考えられるルートなど、もっとゆっくりお聞きしたい内容でした。
- 江戸時代の旅が大変なこと改めて解りました。旅の様子も理解出来ました。