みえアカデミックセミナー2023 移動講座(熊野市)
三重大学公開セミナー「続・藤堂高虎と熊野」
県内の全ての高等教育機関と連携し、各校の特色を活かしたセミナーを開催している「みえアカデミックセミナー」。
毎年夏に三重県総合文化センターで公開セミナーを開催し、秋から冬にかけては「みえアカデミックセミナー移動講座」として県内各市町で出張講座を開催しています。
みえアカデミックセミナー2023移動講座の第3回目は、熊野市文化交流センターにて、三重大学 副学長/教育学部 教授 藤田 達生 さんを講師にお招きして公開セミナーを開催しました。

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【講演内容紹介文(チラシより)】
藤堂高虎が豊臣秀長の重臣だった時代、熊野には織豊系城郭として赤木城が築城された。当城の評価を巡り、近年においては論争がなされている。それを解説しつつ、熊野地域における中世(戦国時代)から近世(江戸時代)への変貌について解説したい。
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2024年に「高虎サミットin熊野」の開催を予定している熊野市で、藤堂高虎に関する講座を開催しました。
軍事政権としての豊臣政権における赤木城の存在意義や、徳川政権において高虎が果たした役割など興味深い話を、資料をもとに分かりやすく説明していただきました。
最後に講師は赤木城について、築城の名手と呼ばれた高虎が初期に建てた城であり、日本の城郭史を研究するうえで非常に重要な遺跡であること、郷土の誇りというだけでなく、全国区のものになっていけばと語られました。
最後に講師は赤木城について、築城の名手と呼ばれた高虎が初期に建てた城であり、日本の城郭史を研究するうえで非常に重要な遺跡であること、郷土の誇りというだけでなく、全国区のものになっていけばと語られました。
熊野市在住の方を中心に多くの方が参加され、皆様熱心に地域の歴史の話に耳を傾けていました。
- 転職のプロフェッショナル、リノベのプロフェッショナル等、現代の私たちが参照したくなるような、新しい高虎像、大変勉強になりました。ありがとうございました。
- 今日は非常に興味深い講座でした。今後も継続して続けてもらいたいです。
- 高虎に興味を持てました。