みえミュージアムセミナー三重県総合博物館「形からみる 鳥のひみつ」の事業報告

開催日
2023年12月6日(水曜日)
開催場所
三重県生涯学習センター2階 視聴覚室(三重県総合文化センター内)
開催時間
13時30分から15時00分まで
講師
稲垣 玲弥さん(三重県総合博物館 非常勤学芸員)
参加人数
会場61名 オンライン18名
参加費
無料
講師
講師の稲垣玲弥さん

三重県総合博物館でこの秋開催の「第35回企画展 鳥のひみつ調べ隊! みて・きいて・ふれて」令和5年10月7日(土曜日)から12月10日(日曜日))に合わせ、三重県生涯学習センターで講演会を開催しました三重県生涯学習センター1階エントランスでは関連パネル展示も開催しました。今回の講座はオンラインでの配信も行いました。

***************************―チラシ文より―
大空を自由に飛ぶ鳥は山、森林、川、海、住宅街など私たちの身近なところを含め、様々な環境でくらしています。そのため鳥の体のつくりは基本的に同じですが、翼やくちばしなどの部分はそれぞれの生きかたに合わせて形がちがいます。標本からそれぞれの形に注目して、鳥のひみつを探っていきます。
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模型
会場内の剝製や骨格の展示の様子

「鳥ってどんないきもの?」という項目から、先ずはヤマドリの画像から鳥の形態的特徴を説明されました。鳥は背骨のある脊椎動物の仲間であり、爬虫類から進化したそうです。次に、「鳥の体のひみつ」という項目から、鳥が飛べる4つのポイント、骨・筋肉・翼・羽毛についてそれぞれ分かりやすく解説がありました。さらに「形いろいろ」という項目では、世界には鳥類は約10,000種おり、三重県でも300種ほど確認されているそうです。鳥は様々な場所で生息しており、それぞれの生態にあったくちばしや、足の形などをしていると説明されました。最後に、鳥の形を観察することで、鳥の生活がみえてくる。今回の展示では“みて・きいて・ふれて”いただける工夫をしているので、ぜひ体験してください。と締めくくられました。会場ではマガモの剥製や、色々な鳥の羽や骨格が展示され、参加された方が、実際に触れながら鳥について講師の稲垣さんに質問される姿も見られました。

全体1
会場の様子
展示
生涯学習センター1階のパネル展示

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参加者の声

  • 鳥が好きなのですが、「かわいいな」という目線でしか見たことがありませんでした。詳しく、わかりやすい例えでお話ししてくださったので、とても楽しく受けることができました。骨などにも触れられて興味深かったです。(会場)
  • 企画展「鳥のひみつ調べ隊!」を鑑賞に行く前後の知識として聞かせていただきました。よく理解でき、今から企画展に行ってきます。(会場)
  • 今までは鳴き声を聞いてはいましたが、鳥の足の形や骨まで見ていなかったので、とても面白かったです。今後はぜひ野外で野鳥観察をしたいと思いました。(オンライン)