学校向け文化体験プログラム 音楽に感動!みんなで歌おう!「合唱」
名張市立すずらん台小学校5年生の皆さんに『合唱』のプログラムをお届けしました。
最初に、講師の自己紹介の後に、10月27日に開催される市内音楽会で発表する映画ワンピースの主題歌である「風のゆくえ」を聞かせてもらうところからスタートしました。「声を出す」ためには、体を使って呼吸することを実際に音楽室の床に腰を下ろして、自分の体のどこに空気が入るのか、腰に手を当てることでそのふくらみを感じたり、二人一組になって確認しあったりしました。さらに音楽室の床に仰向けで横になり、体のどこに息が入るのか実際に体験する活動を行いました。
前半の活動では、「体を楽器にする」ことを体験しながら、後半には、「風のゆくえ」の歌詞の意味を考えたり、そのことを表現するにはどんなことに注意をしたりすればよいのかを教えてもらいながら、「風のゆくえ」の歌唱練習に取り組みました。
子どもたちの表情は、だんだん柔らかくなり、生き生きと練習に取り組んでいました。途中、ピアノ伴奏の長島さんの演奏に子どもたちは、びっくりしたように聞き入りました。「合唱は息の芸術といわれるんだよ」という向井さんのお話もあり、最後にクラスの全員でみんなの気持ちを一つにして、合唱をおこないました。講師さんの巧みな声かけで、表情も体の動きも自信にあふれたような合唱となりました。
この日の経験をもとに、市内音楽会でもクラスのみんなが心を一つにして合唱曲を発表できるのではないかと感じることができました。
(文化体験コーディネーター 雪岡正明)



☆プログラム内容
- 呼吸法・発声について
- 『風のかなた』練習
- 練習していくうちに、声も出しやすくなったし、はずかしくなくなりました。自信をもって歌えるようになりました。音楽会がんばります!!
- 最初はとてもきんちょうしていましたが、きんちょうをほぐすような表現の仕方で、最後は思いきって歌うことができました。そして、向井先生の歌声にとても圧倒されました。長島先生はピアノも歌もとてもうまくておどろきました。
- 歌やピアノなど、プロの方のものを見たり聴いたりしたことがなかったようで、とても感動していました。(先生)