令和5年度人材育成事業(松阪市)「いま改めて公民館の役割を考える」
松阪市人材育成講座として、公民館や社会教育に携わる人を対象とした研修を行いました。
講師は、鈴木眞理さん。
「今改めて公民館の役割を考える」と題してお話しいただきました。
公民館の役割は30年、40年前からずっと考えられている課題です。
公民館は地域の課題を解決する社会教育施設として創立されました。自分たちの住む地域の課題に合わせたルールをつくり、人々のまなびを深める場としての役割が期待されたのです。
公民館がそういった役割を果たしていくために、社会教育行政やそこに関わる職員には、人々の公共的な学びや社会的な課題に対する学習を支援し、 地域に住まうどんな人でも活躍できるような場を整え、人々をつなぐ役割が期待されると説明されました。
公民館の理念・原点の話だけでなく、社会教育や学校教育についてもはばひろくお話しいただいた研修でした。
- 公民館の役割として、趣味・楽しみ の場としてだけではなく、地域の困りごとにも対応して解決の場とできれば良いと思える。今後も色々考えていきたい。
- 広い視野(全国的および時代的)での公民館の役割を再認識できました。とりわけ「地域の課題と地域住民が考える場としての公民館を・・・」という言葉は重く感じられました。
- 公民館の理念と現実についてのお話は、腑に落ちる感じがしました。事業内容や参加人数、事業連携など、これで良いか迷うこともありますが、目指していく方向を見失わないように行なっていきたいと思いました。ありがとうございました。