学校向け文化体験プログラム
ことばを楽しむ!「楽しい俳句」
津市立養正小学校5年生のみなさんに、「楽しい俳句」のプログラムをお届けしました。
津市の阿漕浦や津高校に句碑のある俳人長谷川素逝は養正小学校の卒業生と聞いた子どもたちから驚きの声。
俳句の決まりを聞いた後は、楽しい遊びの時間です。
葉っぱを丸めて草笛を吹きます。「音が出た!」「音が出ない…」「おならみたい」
水中花を水に浮かべて、花開く様子に「おぉー」と歓声が上がります。
いもりが大人気。わたしも!ぼくも!さわりたい。といろんな子の手の上を行き来します。
風鈴の音色に癒され、カタツムリのうんちの色にびっくりし、季節を感じて楽しんだ後は、作句です。するすると言葉が出てきます。
それぞれの俳句に投票して、チャンピオンが決定。なぜいいと思ったのか、人によって感じるポイントが違います。
俳句は「瞬間冷凍」。後で見たときに、その時の気持ち、情景を思い出すことができます。
この時間をぎゅっと凝縮した38人の俳句ができあがりました。
☆プログラム内容
- 俳句の歴史、季語について解説
- 季語で遊ぶ
- 俳句を作る
- 推敲
- 句会
- 花や虫などをもってきてくださったので、はい句を書く時のヒントになりました。はい句は、今自分が思ったことを17音で表すことができることを知ったので、はい句を作るときは、そのとき思ったことを思い返して作ることができました。
- 俳句は、そのときの気持ちしゅんかんをみじかくまとめて書くのがとても楽しくておもしろかったです。イモリやカタツムリがとてもかわいすぎました。
- 俳句は、思っていたより簡単でした。季語は当たり前のことや、よく知っているものだし、意外に身の回りにもあるんだなと思います。特にチャンピオンを決めるのが楽しかったです。またやりたいです!
- 俳句の決まりごとを楽しくわかりやすく教えていただきました。さらに、植物や生き物も準備してくださったおかげで、子どもたちは楽しい体験ができました。そして心から俳句作りを楽しむことができました。(先生)