1月名作映画会「石の花」の事業報告
三重県視聴覚ライブラリーが所蔵する映像教材の中から、テレビや映画館で上映の機会が少なくなった往年の名作を上映する「名作映画会」を、上映ボランティアのみなさまと共に開催しました。
まず開場時には、三重県視聴覚ライブラリー所蔵の16ミリフィルム作品「一色の能(1989年/14分)」を上映。
伊勢市一色町に450年以上伝わる「一色能」の伝承にかける方々の思いを、34年前の懐かしい映像でご覧いただきました。
そして77年前に公開された旧ソ連初のカラー長編映画「石の花」。
総天然色で彩られた素朴で幻想的な世界を、多くのお客様にお楽しみいただきました。
1月名作映画会「石の花」
(1946年/ソ連/ロシア語音声・日本語字幕/カラー/81分)
若い彫刻師ダニーラは、銅山の女王に導かれ、雪深い洞窟に迷い込む。
年に一度咲く美しい石の花を見たダニーラは、その美しさに魅入られてしまう・・・
ウラル民話をもとにした、旧ソ連初のカラー長編映画です。
- 監督:アレクサンドル・プトゥシコ
- 出演:ウラジミール・ドルージニコフ、タマーラ・マカーロワ 他
- 作品時間:81分
-
開場時には懐かしい16ミリフィルム映像を上映
-
ウラル民話をもとにした映画「石の花」
- 77年前の映画でも何の違和感もなく楽しく見せていただきました。珍しいロシアの映画ということもあってよかったです。
- おとぎ話のようで楽しかったです。