学校向け文化体験プログラム 
「三葉虫を調べよう」

開催日
2022年11月25日(金曜日)
開催時間
13時35分から15時15分まで
開催場所
南伊勢町立南勢小学校
講師
三重県総合博物館(MieMu)元館長 大野照文さん
参加児童数
6年生 29名
南勢小(三葉虫)1実物の化石を観察して、三葉虫の謎を解いていきます。

南伊勢町立南勢小学校6年生の皆さんに、「三葉虫を調べよう!」のプログラムをお届けしました。

まずは「三葉虫はどんな味がするの?」「どうして三葉虫を食べることはできないの?」といった講師の質問からスタート。
この講座ではこのように講師の質問に答えながら進んでいきます。子どもたちも質問に堂々と答えます。

次に、1人1個配られた三葉虫の化石をスケッチしました。
化石をよく観察して、気が付いたこともスケッチに書き込みます。
スケッチが終わったら、気が付いたポイントをみんなで共有しました。

その後「三葉虫と似てる生き物は何?」「三葉虫はどうやって天敵から身を守ったの?」などの講師の質問をグループで考えながら、三葉虫がどんな生き物か学びました。
どのグループも積極的に話し合い、発表ではたくさん意見が出ました。

答え合わせは実際の化石を見て確かめます。多種多様な姿をした化石を興味深そうに観察する様子が見られました。
中でも体長40cmもある巨大な三葉虫の化石には驚きの声が上がりました。
また、天敵から身を守るために丸まったり、脱皮の様子を模した「脱皮ダンス」を踊ったりと、三葉虫の生態を体で表現しながら学びました。

最後に修了証が授与され、見事三葉虫博士に認定されました!

南勢小(三葉虫)2大きな化石に驚きの声。

南勢小(三葉虫)3敵から身を守ったり、脱皮する様子を実際に体を動かして学びました。

☆プログラムの内容

  1. 三葉虫のスケッチ・観察
  2. グループワーク・三葉虫の生態について考える
  3. 様々な三葉虫の化石を観察
  4. 脱皮ダンス
  5. 振り返り・修了証授与

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 三葉虫はなんの仲間なのか、どこにすんでいるのか、などこまかく教えてくれて、なんだか博せになったきぶんになりました。
  • 授業が始まる前は(虫は苦手やしなぁ)と思っていたけど、深く想像したりすると、(こうかなぁ、これは違うかなぁ)と考えるようになりすごく楽しかったです。
  • 割とおとなしい子が多い学級ですが、意欲的な姿を引き出して頂き、良かったです。(先生)