学校向け文化体験プログラム
音楽に感動!「太鼓ワークショップ」

名張市立比奈知小学校3年生の皆さんに『和太鼓』のプログラムをお届けしました。
最初に、準備運動です。講師さんの掛け声に引き続き、子どもたちも声を出しながら準備運動です。息が上がるほど体操した後、その種明かしとなるお話が講師さんからありました。

簡単に太鼓を打てるという思いでいた子は、講師さんの打つ太鼓の響きにびっくりしていましたが、「見て、聞いて、マネする」という講師さんからの練習のポイントを聞いて、少しでも近づきたいという気持ちがあふれ出ているようでした。2つの班に分かれて、講師さんからの指示を聞き、基本的な立ち方や、太鼓の打ち方などを練習しながら体全体を使った動きへと少しずつバージョンアップしていきました。同じグループの人と気持ちを一つにするために、「見て、聞いて、マネする」というポイントに立ち返り、何度も基本の動作の練習と確認を行っていきました。

後半には、基本の打ち方に少し変化を加えた打ち方を教わり、こちらもテンポよく2つのグループが入れ替わりながら、練習を繰り返していきました。最後にグループごとにみんなの気持ちを一つにして、太鼓を打ちました。講師さんの巧みな声かけで動きも大きくなり、表情も体の動きもほぐれてきました。ふだんの学校生活では、おとなしく自分を出せない子、かっこうを気にする子などもみんなといっしょに心を一つにしてプログラムに取り組むことができました。

最後にいろいろな種類の太鼓や、バチ、鉦、笛などの楽器の紹介を受け、どんな音がするのか子どもたちは興味津々の表情で、耳を澄ませて講師さんの紹介演奏を聞いていました。
(文化体験コーディネーター 雪岡正明)
☆プログラム内容
- 準備運動 300回ジャンプ
- 自由に叩く、構え方について
- リズム練習
- 講師と合奏
- 和楽器紹介
- 太鼓をおもいっきりたたいたり、みんなであわせたり、はっとり先生のえんそうをみたのが楽しかった。
- 「1234よかったな」のリズムでたいこをうつことが楽しかったです。
- 言葉を用いずに仲間とつながるという今回の学びは、今後の学級経営や仲間づくりに活かせるいい機会になりました。(先生)