学校向け文化体験プログラム
アートな世界へようこそ!「マイシーサーをつくろう」

津市立藤水小学校6年生のみなさんにアートな授業をお届けしました。
きっと子どもたちはプロのアーティストの方との出会いや、「どんなことするんだろう」と制作に緊張もあったと思います。が、講師の長船先生はやさしさのオーラを初めからまきちらして、「わからないことがあったら、ジムさんに声かけてね。」とニコッと笑って伝えると、教室の雰囲気は一気に和みました。
シーサーについての問答の中で、今日はマイシーサーをつくるので、自分の思いや工夫や想像をどんどん入れていくことを話され、自分らしさを大切にしてほしいという先生の思いが心にきざまれました。久しぶりに粘土にふれた子どもたちは、もんで・かためて・のばして・ちぎって、手を赤くしながら(テラコッタ粘土を使ったので)、どんどん深くマイシーサに向き合っていきました。
時間は予定より延長しましたが子どもたちの顔はとても満足し、やりきった感がありました。そして出来上がった作品をみんなで見合い、またほっこりした笑顔になっていました。
(文化体験コーディネーター 野垣内 宗)☆プログラムの内容
- 粘土をこねて胴体・頭を作る
- 胴体・頭・脚をくっつけて土台の完成
- 顔や体のパーツを作って仕上げる
- 自分が「こういうシーサーを作りたい」というシーサーがつくれたところや(講師の)侍夢さんがていねいにわかりやすく楽しく教えてくださったことで楽しい時間をすごすことができました。
- 一番楽しかったのは、シーサーに顔やしっぽをつけるところです。理由はシーサーに顔やしっぽ、模様をつけると、だれかと同じものは一つもなくて、みんなそれぞれにきれいなものをつくっていて楽しかったからです。
- 講師からとても気さくに楽しく声かけしていただけて、作品を作る楽しみが大きくなりました。(先生)