学校向け文化体験プログラム
科学で遊ぼう!「サイエンス講座『液体チッ素で遊ぼう』」

開催日
2022年9月16日(金曜日)
開催時間
10時45分から15時20分まで
開催場所
津市立修成小学校
講師
科学サークル大黒屋 伊藤仁さん
参加児童数
4年生 59名
修成小液体窒素

液体窒素につけた花を握るとパリパリとわれて思わず「すげぇ~」

 津市立修成小学校4年生の皆さんに『科学で遊ぶ!サイエンス系授業「液体窒素で遊ぼう」』のプログラムをお届けしました。 

 ベースには『空気を考える』という主題がありました。空気にも体積や重さがあることなどにかかわる予想をたてたあと、それについての楽しい実験をしてもらいました。小学4年生にはちょっと難しい内容かなと思いましたが、講師さんの楽しい雰囲気や実験のペースにのってどんどん理解が進みました。後半は液体窒素を使った実験でした。まずは液体窒素がどんなものか知ることから始まり、コロナと同じで「正しく恐れることがだいじ」と言ってもらい、花びらやとうふなどを次々と凍らせてみました。空気の体積が温度によって変化することを実験したり、二酸化炭素が温度の変化によって気体から直接固体になることも実験したりしました。

 これから高学年、あるいは中学校以降の学習で、子どもたちが素直な気持ちで理科の学習に夢をいだけるような楽しい科学体験になりました。
(文化体験コーディネーター 樋口 浩一郎)

  • 修成小液体窒素2

    マジックバルーンを液体窒素につけると、体積がへってキューっと細くなり、出すとまた膨らんで「おもしろい~」

  • 修成小液体窒素3

    空気入れでスプレー缶に押し込んだ空気の重さを測ります。重さはないと思っていたら・・・。

  • 修成小液体窒素4

    空気の体積はどれぐらい?。“実験助手”はどの実験も希望者多数です。

☆プログラム内容

  1. 空気の質量について
  2. 空気に含まれる気体について
  3. 液体窒素の実験
  4. まとめ

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 実験は、ぼくの想ぞうをはるかにこえてきました。本では、実さいには分からないけど、現実に本当だと分かったときは、テンションが上がりました。
  • 液体ちっそのけむりみたいなものがつめたくてびっくりしました。液体ちっそい外の実けんも体けん型で楽しかったです。今では図書館で元素の本や空気の本をかりて勉強しています。
  • 子どもたちが興味をもって受けられる授業で、とても嬉しそうだった。(先生)