学校向け文化体験プログラム
和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

開催日
2022年7月13日(水曜日)
開催時間
10時35分から12時10分まで
開催場所
津市立明合小学校
講師
小林豊子きもの学院のみなさん
参加児童数
6年生 13名
束帯
校長先生が着ている束帯は袖がながーいですが、子どもたちにも同じ衣裳を着付けていきます。

津市立明合小学校6年生の皆さんへ『和文化体験学習』プログラムをお届けしました!

まずは担任の先生と校長先生をモデルに着付けの技を鑑賞します。解説を聞きながら、色とりどりの着物がどんどん重ねられていく様子を興味深そうに眺めていました。

続いて子どもたちの着装体験です。十二単と束帯のどちらも着てみたい!という子も数人おり、全員の希望通りに着付けを体験しました。

本物の十二単や束帯を着てみた感想を尋ねたところ「重たかった!」「肩が凝る」など、貴族の暮らしの苦労も身近に感じられたようでした。

平安時代の暮らしについて学習平安時代の暮らしについてクイズを解きながら学習しました。
十二単と束帯を着て歩いてみる歩いてみると、裳(も)が広がる様子がよく分かります。

☆プログラム内容

  1. 十二単・束帯についてのお話
  2. モデルの先生に着装、解説
  3. 十二単と束帯の着装体験
  4. 平安文化にまつわるクイズ
  5. 質疑応答、感想発表

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 着る時に使うひもが2本なのがびっくりしました。2本のひもだけであんなに重くて厚い服をくずれないように着るのがすごく大変だと思いました。
  • 昔の人は25kgの服を着て歩いていてすごいと思った。いまではありえない。クーラーがきいていて暑くないと思ったけど、クーラーがない昔は暑かったと思う。束帯も十二単もけっこう重たかった。束帯を着て歩いたけど、十二単よりも束帯のほうが歩きやすかった。
  • 文化を学習する機会に体験したことを結びつけていきたい。(先生)