3月名作映画会「ハルをさがして」の事業報告
三重県視聴覚ライブラリーが所蔵する映像教材の中から、テレビや映画館で上映の機会が少なくなった往年の「名作」を上映し、作品の持つメッセージや芸術性を味わっていただく「名作映画会」を実施しました。
上映前には三重県視聴覚ライブラリー所蔵のなつかしの16ミリフィルム作品「名松線に乗って」を流しました。
「ハルをさがして」
(93分/2015年/カラー/日本)

3.11後の僕らのスタンド・バイ・ミー。都内に暮らす中学生3年生のノボルは、夏休みを前にしたある日、同じクラスのチエコから行方不明になった愛犬の“ハル”を探してほしいと依頼を受ける。チエコの家族は東日本大震災後、“ハル”を残して福島から東京に自主避難してきていた。チエコに秘かに思いを寄せるノボルは、同じクラスのマサル、ヒロキと共に、チエコとの同行を決める。 3.11の震災後の福島を舞台に、ひと夏の経験を通して少年少女たちの「成長」を描いた作品。
- 監督:尾関 玄
- 出演:小柴 大河、佐藤 菜月 他
- 作品時間:93分
- 東日本大震災から11年、人への思いや、人間の「きずな」を大切に考えさせられる映画だと思いました。
- 犬に対する愛情、友情、田園風景美しく良かった。