三重のまなび2021 楽楽シリーズ「楽楽文楽塾 -文楽のツボ-」事業報告

古典芸能を楽しく学ぶ楽楽(らくらく)シリーズ。
講師には、元NHKアナウンサーで、現在は古典芸能の解説や、 日本の伝統文化の講演などを全国で展開している葛西聖司さんをお迎えしました。なんと今回で18年目となる人気シリーズです。今年度は三重県文化会館で3月に開催される文楽三重公演にあわせて、文楽を楽しむツボを教えていただきました。
今年の演目は文楽や歌舞伎でも大変人気のある『一谷嫰軍記(いちのたにふたばぐんき)』と『曽根崎心中(そねざきしんじゅう)』です。講師の葛西さんは、登場人物をホワイトボードに書いて人間関係とものがたりを説明したあと、レジュメと映像を使いながら太夫と三味線が奏でる義太夫節や、人形の動き、舞台セットなど、見どころ聴きどころを丁寧に解説されました。そして、ものがたりのあらすじについても、主人公たちが背負っている運命を知っていて舞台を見ると、感情移入できるのでより楽しめますとお話しされました。
3月の文楽公演は、ぜひ今日覚えたことを活かして文楽を楽しんで下さいと締めくくられました。


- わかりやすく本当にあっという間に終わってしまいました。3月の昼夜公演がより一層楽しみになりました。もっと前から受講していれば良かったです。
- 昼夜どちらを観るか悩んでいましたが、今日の講演を聞いて両方観ることにしました。
- 久しぶりに葛西氏の講演楽しく聞きました!