みえミュージアムセミナー移動講座「浮世絵の世界~木版画と肉筆画、それぞれの魅力」(木曽岬町会場)の事業報告
第2回みえミュージアムセミナー移動講座は、木曽岬町教育委員会・木曽岬町文化協会と共催し、パラミタミュージアムの衣斐唯子さんを講師にお迎えして「浮世絵の世界~木版画と肉筆画、それぞれの魅力」と題して木曽岬町町民ホールで開催しました。
パラミタミュージアムで開催中の企画展「光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界展」に合わせて、展覧会の概要や、浮世絵の歴史、木版画と肉筆画の違いを説明されたあと、企画展出品作家の宮川長春、司馬江漢、喜多川歌麿、葛飾北斎ほか多くの作家の木版画と肉筆画をスクリーンに映しながら、詳しく解説をされました。
講座の最後には、歌川国芳の顔の中に干支が描かれている判じ絵を投影され、どこに十二支が描かれているでしょうと講師から問いかけがあり、会場の皆さんがそれぞれ楽しそうになぞ解きをされていました。
会場内では、パラミタミュージアムと企画展を紹介したパネルも展示されておりました。
文化の日にふさわしい一日となりました。
- 町内でこの様なセミナーを受講できるとは思いもよりませんでした。今日のセミナー受講後にミュージアムへ直接観に行きます。事前に勉強ができました。「文化の日」にふさわしいセミナーテーマでした。ありがとうございました。
- 知らない浮世絵を知ることが出来た。前から気になっていた緑の口紅のことが解った。木版画肉筆画の違い。浮世絵の時代の流れ。
- 浮世絵には木版画と肉筆画がある事がわかりました。歌麿さんとか葛飾北斎さんとかは有名で名前を聞いたことがありますが、他にもたくさんみえたんだと知りました。やはり実際の木版画、肉筆画が見たくなりました。是非展示に行ってみたくなりました。