みえミュージアムセミナー移動講座 「昔のアクセサリー勾玉を作ってみよう!」(川越町会場)の事業報告
鈴鹿市考古博物館の学芸員吉田真由美さんを講師にお迎えして、古墳時代の王様が身につけていた「勾玉」を作る講座を小学生の方を対象に川越町で開催しました。
まずは勾玉についてのお話がありました。この勾玉の形が何を現わしているのかは、未だに解明できていないそうです。「考古学」というのは文字通り「古いものを考える」ことなので、みなさんもぜひ疑問に思ったことなどは色々調べてみてください。とおっしゃいました。
そして、お話の後はいよいよ勾玉作りです。石の中で一番柔らかい素材の「滑石(かっせき)」という石を、紙やすりを使って勾玉の形に削っていきます。講師にアドバイスを受けながら角が丸くなるように慎重に削っていきます。
そして最後に水の中で磨くと、表面がつるつるになってきれいな勾玉が出来上がりました。
出来上がった作品はひもを通してネックレスにして持ち帰りました。子どもたちは出来上がりにとても満足そうな表情を浮かべていました。
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一生懸命磨いていきます -
水につけて磨くとつるつるになります
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世界に一つだけのアクセサリーの完成です
- たのしかったからまたやりたいです。(1年生)
- けずるのが大変だった。(2年生)
- つるつるにするのが楽しかった。けずるのも楽しかった。(3年生)
- 友だちにプレゼントしたいです。(4年生)
- どんどん出来上がっていくのがワクワクして楽しかったです。(5年生)
- 勾玉つくりはとても楽しくて、もっといろいろ歴史のものをつくってみたいです。