三重県立水産高等学校共催「実習船『しろちどり』に乗って体験航海に出よう!」の事業報告
三重県立水産高等学校との共催で、実習船「しろちどり」に乗って体験航海を行いました。
朝11時、実習船「しろちどり」は、受講者を乗せ、三重県立水産高等学校から出航。 今日の航路は英虞湾や和具沖周辺です。
まずは、グループごとに「しろちどり」の船内を探検しました。専攻科の学生の案内でブリッジや機関室などを見学。普段みることのできない船の内部の様子にみなさん目を輝かせていました。
昼食後は、お待ちかねの魚釣りの時間です。専攻科生や指導教官の補助の下、洋上に釣り糸を垂らします。 なかなか「あたり」が来ず、我慢の時間を強いられましたが、釣れた時の喜びもひとしお!
かっこよく魚を釣り上げ、きらきらの笑顔をみせてくれました。
魚釣りの後は、船長の講義とロープワークの時間です。
「しろちどり」の実習風景や迫力満点のカツオの一本釣りなどの映像を紹介していただきました。
デッキでのロープワークでは、「8の字結び」(エイトノット)や「もやい結び」(ボーラインノット)などを練習しました。「もやい結び」結びやすくほどきやすいので、いろいろな場面で活躍できる結び方です。もし海に落ちてしまった時でも、とっさに自分にロープを結びつけ、波にさらわれることを防ぐことができるとも教えてもらいました。
実習船「しろちどり」の乗組員として、たくさんの体験だけでなく、三重の海や水産高等学校についても学ぶことのできた一日でした。
- コロナ禍の中、ありがとうございました。息子は船に乗ること、釣りをすることが初めてでどうなるかと思いましたが、上手にやってもらいとても満足して帰ることができました。来年もぜひ来たいです。
- とても勉強になり、釣りも楽しかったです。専攻科の方の話も詳しく聞け、とても良かったです。