学校向け文化体験プログラム
科学で遊ぼう!「サイエンス講座『液体窒素実験』」
まずは『空気』について、学びます。
空気の"大きさ"や空気の"重さ"を実験を通して体験します。
写真は、缶に空気を詰め込んで、その前後で重さを比べて空気の重さをはかる実験のものです。
なかなか『ある』と実感しづらい空気にも、大きさや重さがあることが分かりました。
その後はいよいよ液体窒素を学んでいきます。
先に学んだ『空気』はたくさんの窒素といくらかの酸素や二酸化炭素、さらに少しのその他もろもろでできていて、液体窒素は気体の窒素をものすごく冷やして液体にしたものです。
バナナやトマトなどを液体窒素にくぐらせて凍らせてみたり(生徒の一人は逆しゃぶしゃぶと呼んでいました)、
細長い風船を入れると、中の空気が小さくなるので、風船もしぼんでしまうことを確かめたりしました。
また、液体窒素で気体の酸素や二酸化炭素を冷やし、
酸素→液体酸素
二酸化炭素→ドライアイス
をつくり、物質の三態の変化を学びました。
みなさん最後まで熱心に、好奇心を磨くことができました。
☆プログラム内容
- ご挨拶
- 重さや体積など「空気」について学ぶ
- 液体窒素を用いた実験で、「酸素」「窒素」「二酸化炭素」について学ぶ
- おさらいと感想
- 空気は冷やすと小さくなることがわかりました。
- 二酸化炭素と液体窒素でドライアイスが作れることが知りませんでした。
- 子どもへの接し方も温かく、たくさんの質問や体験の場を用意してくださって、とても良かったです。(先生)