みえミュージアムセミナー「三重のおさかな日本一!(伊勢市会場)」の事業報告
令和2年度みえミュージアムセミナー移動講座第2回は伊勢市立伊勢図書館で開催しました。講師に鳥羽市立海の博物館の学芸員 縣拓也さんをお迎えして、「三重のおさかな日本一!上手い漁法と美味いサカナ」と題した講座を開催しました。
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―チラシ文より―
桑名のハマグリ、伊勢のノリ、志摩半島のアワビ、熊野のサンマなど、全国の人々をも魅了してきた三重県が誇る海産物について、漁師の工夫・苦労が詰まった漁法や歴史とともにお話しします。
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三重の海岸線は全長1083kmで全国でも8位という屈指の長さを誇るそうです。三重県は豊富な海産物と多様な漁法が自然と生まれる環境にあり、昔から漁師の方が工夫しながら漁業を行ってきている。講師の縣さんは、その歴史や漁法、地域ごとの海産物などを写真やグラフ、さらに有名な絵師たちが描いた海女の浮世絵などの映像を使いながら紹介されました。講座の最後には、三重県の海のすばらしさを知ってほしい、そして自然と長く共存していくためにはどうすれば良いのか考える機会になれば嬉しいと締めくくられました。
会場には、実際に伊勢地域で使われていた漁具の展示もありました。
- いろんな漁法、その変遷、自然とのつき合い方、とても内容の濃い1時間でした。ありがとうございます。
- 自分の幼い頃を思い出しながら楽しく聞かせてもらった。
- 三重の海岸線の長さが特色だということを初めて知りました。色々な昔の漁法や、現代の事情を広く知ることができて良かったです。