学校向け文化体験プログラム 和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

開催日
2020年11月26日(木曜日)
開催時間
9時30分から12時10分まで
開催場所
明和町立斎宮小学校
講師
小林豊子きもの学院分校のみなさん
参加人数
6年生 67名

明和町立斎宮小学校6年生の皆さんに、十二単・束帯の体験をお届けしてきました。

まずは、学校の先生への十二単の着付けを鑑賞しました。

先生の普段とは違う姿はもちろん、講師の先生方のふるまい、所作なども見て学びました。

また、男性の束帯についても、位に応じて色や形状に違いがあることなどを学びました。

その後は、クラスごとに着装体験を行いました。

クラスメイトの着装を見守りながら、講師の先生のお話を聞きつつ、プリント学習(クイズ)にも挑戦しました。

中には、授業の時間終了後まで、講師の先生に質問していく子もいました。

人の文化、価値観や生活様式は、その時代の衣装にも色濃く表れます。
今回は衣装を通じて、平安時代の文化や、価値観を学ぶことができました。

☆プログラム内容

  1. 平安時代の文化にまつわるお話
  2. モデルの先生に着装しながら解説(十二単・束帯について)
  3. 「空蝉」の完成
  4. 子どもたちの十二単と束帯体験
  5. 十二単にまつわるクイズ

文化体験パートナーシップ活動推進事業


 

参加者の声

  • 先生が十二単を着させてもらっているのを見たときに、すごくていねいに時間をかけて着させてもらっていて、昔の人もこうやって十二単をていねいに着せてもらっていたんだなと思いました。
  • 実際に十二単を着て、すごく重かったけど、歴史のあるものなので「これを着ていた人はどんなことを思っていたのかな?」と想像できて、すごく楽しかったです。
  • 一人ひとりが体験できるのがとてもよいと思った。子どもたちは、十二単や束帯の動きや肌ざわりなど、実際に体験できて喜んでいた。(先生)