8月アニメ映画会「クロがいた夏」、「がんばれスイミー」
名作映画会「戦場のメリークリスマス」
＋＋アニメ映画会＋＋
「クロがいた夏」
「がんばれスイミー」
「はだしのゲン」の原作者・中沢啓治さんが、被爆当時飼っていた猫とのかかわりを描いたアニメを上映しました。戦争のさなか子猫の命を守るために力をあわせる家族、生命の尊さ、そして一瞬に多くの命を奪い去った恐ろしい「ゲンバク」…。戦後６０年に、平和の大切さを考える映画会となりました。
小さな魚たちが知恵を働かせて協力する、友情の物語「がんばれスイミー」も同時上映しました。
▼アニメ映画会参加者の感想
「悲しくて涙が出ました。戦争の場面は少しこわかったです」
「戦争の恐ろしさとともに、家族愛、動物愛が描かれていてよかったです」
「リセットボタンを押せば生き返るゲームに慣れている子どもたち。“命”について考えるよい機会になりました」
＋＋名作映画会＋＋
「戦場のメリークリスマス」（1983年）
監督：大島 渚
出演者：デヴィッド・ボウイ、トム・コンティ 他
太平洋戦争下のジャワ山中に建つ日本軍の連合国捕虜収容所。そこでつづられる日本とイギリス双方の軍人たちの価値観の違いから起こる確執や奇妙な友情…。極限状態に置かれた男たちの心情を描いた名作を上映しました。監督・大島渚、出演・デビット・ボウイ、ビートたけし、坂本龍一。音楽も担当した坂本龍一の悲しくせつないメロディーで、会場全体が映画の世界に引き込まれました。
▼名作映画会参加者の感想
「戦争の悲しさと平和の尊さを改めて感じました」
「坂本さんの音楽はいいですね。いつまでも平和でありますように」
「戦争の非情さ思いやりなど描かれ、目頭があつくなりました。ずっと見たい映画だったので、上映していただいてよかったです」
