学校向け文化体験プログラム
和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

開催日
2020年12月18日(金曜日)
開催時間
9時40分から12時25分まで
開催場所
鈴鹿市立郡山小学校
講師
小林豊子きもの学院のみなさん
参加児童数
6年生 56名

鈴鹿市立郡山小学校6年生の皆さんへ『和文化体験学習』のプログラムをお届けしました!
この日は直前に大型の寒波が到来しており、本物の十二単と束帯の体験で絹織物の温かさを肌で実感できる日になりました。

修学旅行で斎宮歴史博物館で平安時代の学習をしたという子ども達。着装体験とともに、平安時代の貴族の暮らしや文化についてもクイズでおさらいし、より理解を深めることができた様子でした。

 子どもはひとりずつ、十二単と束帯のどちらを着るか選び体験しました。
 授業後、個別に質問をしている児童もいました。

☆プログラム内容

  1. 平安時代の文化にまつわるお話
  2. モデルの先生に着装しながら解説(十二単・束帯について)
  3. 「空蝉」の完成
  4. 子どもたちの十二単と束帯体験
  5. 十二単にまつわるクイズ

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 十二単の歴史は1000年くらい続いていて、そんなに続いているのは日本だけと聞いてすごいなと思いました。十二単は蚕の糸で、色も自然の色を使っていて、いろんな植物や生き物の力で作られているということも知りました。なので、これからもこの伝統を大切にしたいなと思いました。
  • 十二単が貴族の着る着物だったら、町民や農民たちはどんなものを着ているのかなと思いました。また体験学習をするなら次は束帯を着てみたいです。
  • 本物に触れる機会を得られたことが良かった。(先生)