みえアカデミックセミナー2004
三重県立看護大学公開セミナー
「人をみつめる」

開催日
2004年7月15日(木曜日)
開催場所
生涯学習センター 視聴覚室
開催時間
13時00分から16時30分まで
講師
教授 齋藤 真さん
助教授 馬場 雄司さん
参加者数
52名
参加費
無料

13時10分から 講演1 「人間工学への招待-女工哀史からヒューマンエラーまで-」
 <休憩>
14時50分から 講演2 「日本文化の起源?-タイ~西南中国のかけあい歌の現在(いま)-」


●● セミナーを終えて ●●

講演1「人間工学への招待」。人間の身体的特性や精神的機能を研究し、それに適合した使いやすい機械を設計したり、活動しやすい環境をつくったりするための学問、人間工学が、女工哀史・自動車・コンピュータ・看護・習熟・心理・福祉・ヒューマンエラーにどのようにかかわるかを説明していただきました。朝型・夜型判定テスト、視聴覚機器の活用などで、今まで難しいと感じていた人間工学が身近なものになったのではないでしょうか。

講演2「日本文化の起源?」では、豊作を祝うものから、やがて男女の即興のかけあい歌による求婚儀式へと変化していった歌垣を様々な角度から検証しました。日本ばかりでなくタイや中国でも類するものが見られたが、テクノロジーの浸透とともに衰退していく現状がわかりました。最後に、タイやラオスの伝統楽器の紹介・実演もありました。

参加者の声

  • 今まで考え及ばなかった分野での研究内容を開示されて参考になりました。
  • 意外性もあり、興味深かった。ためになった。