10月名作映画会「一人息子」の事業報告

開催日
2020年10月3日(土曜日)
上映時間
13時30分から14時50分まで
開催場所
三重県生涯学習センター 2階 視聴覚室
参加人数
52名
参加費
無料

三重県視聴覚ライブラリーが所蔵する映像教材の中から、テレビや映画館で上映の機会が少なくなった往年の「名作」を上映し、作品の持つメッセージや芸術性を味わっていただく「名作映画会」を実施しました。
上映前には三重県視聴覚ライブラリー所蔵のなつかしの16ミリフィルム作品「楠の秋まつり」を流しました。

「一人息子」(82分、モノクロ、日本、1936年作品) 

上映中の様子 上映中の様子。

早くに夫を亡くしたつねは、一人息子の良助をたった一人で育てあげ、貧しい 生活に耐えながら優秀な息子を大学まで進学させます。しかし、東京で出世しているはずの良助は、夜学の教師となっており、妻子とともに貧しい生活を送ってい ました。
上京したつねは、数年ぶりに会う息子の姿から、厳しい現実を目の当たりにします。
(82分、モノクロ、日本作品)

  • 監督:小津 安二郎
  • 出演:飯田 蝶子、日守 新一、笠智衆 他
  • 作品時間:82分

参加者の声

  • 1930年代も2020年代も不変の母子関係は考えさせられました。
  • なかなかこういう昔の映画は見る機会が無いので、小津作品ということもあり、とても良かったです。
  • 心温まる映画はいつ見てもいいですね。ありがとうございました。