学校向け文化体験プログラム
和文化体験学習『平安時代 十二単&束帯の歴史と着装体験』

開催日
2020年9月1日(火曜日)
開催時間
8時45分から12時25分まで
開催場所
三重大学教育学部附属小学校
講師
小林豊子きもの学院のみなさん
参加児童数
6年生 93名
モデルの先生への着付け

三重大学教育学部附属小学校6年生の皆さんに「和文化体験学習」の授業をお届けしました。

まずは学校の先生をモデルに着付けの技を鑑賞しました。普段とは違う色鮮やかな衣装に包まれていく先生を、子どもたちは興味深そうに見ていました。



鑑賞後はクラス毎に分かれ、着装体験と平安時代の文化についてのプリントに挑戦しました。

束帯の体験

事前に調べてきた児童もおり「どうして十二単のような衣装が作られたの?」や「紋は自分で好きな模様をデザインできるの?」といった、プリントの内容から更に踏み込んだ質問がたくさん挙がりました。

着装体験では伝統的な衣装の肌触りや重さを体験し、歴史についてより理解を深めることができた時間となりました。

伝統的な衣装を着るこども達 少しの間マスクを外し、記念写真を撮影しました。

たくさん質問する子ども達子ども達からたくさんの質問が飛び出しました。

プログラム内容

  1. 平安時代の文化にまつわるお話
  2. モデルの先生に着装しながら解説(十二単・束帯について)
  3. 「空蝉」の完成
  4. 子どもたちの十二単と束帯体験
  5. 十二単にまつわるクイズ

文化体験パートナーシップ活動推進事業

参加者の声

  • 十二単は何枚も着ているけど、そのデザイン性とか色合いがとても良かったので、昔にこれが作られていてすごいと思った。伝統的なものなので、未来に受け継がないといけないなと思いました。
  • 教科書で見ただけでは重たいんだな~とかすごいな~としか思ってなかったけれど、本物を見たり着たりすると本当にいろいろすごくて本物を見られてよかったと思いました。家で家族に話しても「すごいんだね」しか言ってなかったけど、本当に着てみたらすごい顔するのに~と思いました。十二単を着れたことをほこりに思いました。
  • いろいろな子がうれしそうに体験に参加できていた。「(十二単や束帯を着た)自分の写真が欲しい」と何人もの子が声をかけてきた。(先生)