2月名作映画会「小原庄助さん」の事業報告

開催日
2020年2月15日(土曜日)
上映時間
13時30分から15時00分まで
開催場所
三重県生涯学習センター 2階 視聴覚室
参加人数
79名
参加費
無料

三重県視聴覚ライブラリーが所蔵する映像教材の中から、テレビや映画館で上映の機会が少なくなった往年の「名作」を上映し、作品の持つメッセージや芸術性を味わっていただく「名作映画会」を、上映ボランティアと実施しました。
また、上映前には三重県視聴覚ライブラリー所蔵の16ミリフィルム作品「津と三雲をたずねて
~斉藤拙堂・松浦武四郎~」を流しました。



「小原庄助さん」(1949年/モノクロ/日本作品)

旧家の当主、杉本佐平太は民謡「会津磐梯山」に出てくる道楽者と同じく
朝寝・朝酒・朝湯が大好きで、周囲の人々から「小原庄助さん」と呼ばれていました。
気のいい杉本は、村人からの頼みごとを断り切れず、自分の財産をどんどん分け与え、
ついには支えてくれた妻にも逃げられ、
無一文になって村を出ていくことになりますが・・・。

  • 監督:清水 宏
  • 出演:大河内 傳次郎、風見 章子 他
  • 作品時間:91分
 「小原庄助さん」上映前に16㎜フィルムを映写。

 「小原庄助さん」上映中の様子。

参加者の声

  • 予想以上におもしろかったです。そこはかとなくユーモアがあって、憎めない佐平太の生き方に考えさせられるところがありました。
  • 久しぶりに昔を思い出しました。現在76才。昭和24、25年は小学校に入った時でした。戦争に負け、何もない時代でした。しかし、今から良くなる時代のいぶきを感じておりました。この映画はそれを先取りしています。
  • 大河内傳次郎さんは名前しか知らずどんな方か、どんな作品に出演されているのか気になっていたので、今回はとても興味がありました。小原庄助さんも名前しか知らず・・・。モノクロ映画、新鮮でした。